キャパシティオーバーでメンタルを崩してしまった人に…中元「今まで一人で乗り越えてこれちゃったタイプ」
『中元日芽香の「な」』が、11月7日(月)午前7時に更新され、「ちょっぴり長電話」のコーナーで大学2年生の春学期にメンタルを崩してしまいほとんど学校に行けない期間があった。今後、再発しないか不安という相談に親身に答えた。
今回の相談は、「僕は大学2年生で大学の秋学期の授業が始まるが、いろいろと不安。2年の春学期にメンタルを崩してしまいほとんど学校に行けない期間があった。夏休み期間にかなり回復したが、また再発しないか心配。悩みを誰かに話すのが苦手で、溜め込みがちがちなのでなかなか相談できず困っている」という相談だ。
中元はまず、何故メンタルを崩したのかの理由をたずねた。相談者によると、
「講義に付いていくのが大変だったっていうのと課題が終わらなかったりとか、アルバイトもやらなきゃいけなくて。母子家庭で授業料も自分で払えるように頑張っている。あとはいろいろなサークルも所属してて。そちらでもサークルをまとめる役職になっていて、いろいろなところでプレッシャーが重なって、それを誰かに話したりして発散できずにずっとふさぎ込んでしまった」と、自身に起こったことを話した。
これを聞いた中元は、
「今までも中学時代、高校時代、大学1年生の時もしんどいなって時期があったかと思いますが、いずれも一人でこう乗り越えてこれちゃったから、今回もなんとかいけるかなーっていうふうに思っていたけれど、環境の変化と言いますかサークルでまとめる係になったりとか、勉強の難易度が上がったりとかがあって、いよいよ疲れちゃったっていうのが、今年の春のタイミングだったのかな」
と分析。溜め込むタイプだという相談者に対して、肩の力を抜くようにアドバイスした。
「秋学期すでに始まっているっていう事ですが、まあゆるくいきますか?みたいに思える方が、もしかしたらちょっと肩の力が抜けて楽になるのかもしれないですね。でもあれですか?あの性格的に60%ぐらいでとかノリでとかっていうタイプではなく。やるならとことんていう感じですか?」
また、相談者との会話からストイックさを感じると語る中元は、
「何かちょっとご自身に対してストイックというイメージが、それを人に求めたりはしないかもしれませんが、それゆえ春学期は疲れちゃったなーってのがあって、ってなると私が先ほどちらっと言ったゆるく秋学期やりますか?ってあんまりピンとこないかもしれませんね」
と、先ほどのアドバイスがこの相談者には合わないかもと指摘。相談者自身で改善したことがあるか聞いた。
「大学の同期に悩みがたまってからとかではなくて、毎日のように話をしながらそれで少しずつこう自分の中にためないって言う風にやっていこうかな。と思っています」
それを受けて中元は、
「周りに3人もいてくれるっていうのが人徳だと思いますし。きっと皆さん春学期ほとんど来なかったなぁ。でもその理由本人から聞いてないなーって、ちょっと心配もされているでしょうから、いやーちょっと疲れたよね。みたいなことポロッと聞けると逆に皆さん安心してくれたりとか。言って言って頼って!って言う風に思うんじゃないかなー。普段からそのお三方のことも助けていたりするでしょうから。お互い様っていうので、やっていけるといいですね」
『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
「過去の配信分もこちらから聴けます」
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Profile
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1996年4月13日生まれ。広島県出身。早稲田大学在学中。 日本推進カウンセラー協会認定、心理カウンセラー&メンタルトレーナー。 2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。 自身の経験から、心理カウンセラーになることを決意。グループ卒業後、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設し心理カウンセラーとして活動を始め現在に至る。