ボードゲームが大ブーム! これまでにあった「3つの転換点」とは?

ボードゲームが大ブーム! これまでにあった「3つの転換点」とは?

Share

10月27日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーのテーマは「ボードゲーム」。いわゆるアナログゲームの人気が加速を続け、今月29、30日に行われる「ゲームマーケット」(東京ビッグサイト)は来場者数が2万人規模に成長している。

西川あやの「ボードゲーム、中田さんはガイスターやカタンがお好きだと。カタンってどういう……」

中田花奈「カタンはド定番じゃないですか? すごく時間かかるので余裕あるときにオススメです。1時間じゃ終わらない気がする。陣地取りゲームのような感じですね」

入山章栄「僕はボードゲーム、全然やらないんですよ。カタン、ガイスター、きょう初めて聞きました。ただトランプ、UNOはやる。子供たちが10代になったので、もうお父さんの相手してくれないんですよ。ずっとYouTube見て。唯一『トランプやろう』って言うとたまにやってくれる。そして大富豪でバカ勝ちする」

中田「勝っちゃうんだ(笑)」

入山「『お父さんひどい』『これが世間の厳しさだ!』って。大富豪、強いですよ」

今回の特集にあたり、山形県の洞松寺の住職でありながら、日本唯一のボードゲームジャーナリストでもある小野卓也さんの話を聴いた。

入山「お寺の住職で日本唯一のボードゲームジャーナリスト……?」

西川「好きが高じて、ということですかね。まず軽くボードゲームの定義について整理しますと、麻雀や将棋もボードゲームなんだそうです。ただ一般的な認識では、比較的最近できたゲームを指す場合が多い。ゲームデザイナーの方が個性的なテーマをつくって、作者自体にファンがつく例があると」

中田「へー、おもしろい!」

西川「あの人がつくるゲームだったら、っていう。なぜボードゲームが盛り上がっているか。最近では3つの転換点があったそうで。ここ2、3年でいうとコロナ禍での巣ごもり需要の増加。たとえば人生ゲームの売上を見ると、2020年は前の年から70%も上がっているそうなんです。中田さんもコロナ禍でいろいろボードゲームを?」

中田「(乃木坂)メンバーにやっている子が多かったんです。それこそ(文化放送「おとなりさん」)木曜の高山一実がボードゲームめちゃくちゃ好きだったので、その影響でルールもわかっていたんですけど、買うようになったのはコロナ禍になってから」

西川「もう少し遡ると2015年ごろからボードゲームカフェブームが到来したのも大きかったそうです。大都市を中心に次々とオープンし、カラオケのように若者が集まる場所として確立されました」

中田「たくさん置いてあって、とってきてテーブルでやる感じですね」

西川「さらに遡ると2011年、東日本大震災による節電。いまのコロナ禍とも似ていますが、巣ごもり需要が加速してマスコミがおうちで遊べるものとしてボードゲームを宣伝したと」。

中田「そんなところから始まったんだ」

入山「電気使わないからね」

小野さんによれば、コロナ禍では2人用ゲームが一大ジャンルとなったり、長い時間を使うゲームも流行ったりしているそうだ。ゲーム名を含め、詳しくはradikoのタイムフリー機能にて。

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

で開く

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

NOW ON AIR
ページTOPへ