プレゼントのキーワード発表！ 『川口技研presents～久保純子 My Sweet Home』

文化放送で毎週日曜あさ9時から放送中の『川口技研presents～久保純子 My Sweet Home』。日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。毎週ゲストの方にお越しいただいて様々なお話を伺うとともに、聴いていて爽やかな気分になれる音楽をお届けする30分です。パーソナリティはフリーアナウンサーの久保純子さんです。



第３８０回 １０／２３の放送を終えて

今週も、『学年ビリのギャルが 1 年で偏差値を 40 上げて慶應大学に現役合格した話』のモデルになった、通称ビリギャルこと小林さやかさんにお越しいただきました！

小林さんは現在、コロンビア大学教育大学院に留学中です。
何を勉強しようとしているのか、目標や学びについて伺いました。

小林さんを教育に引き込んでいったのは、今も苦しんでいる子供達や、昔の自分みたいな後輩達にたくさん出会った事だと言います。
小林さんには今までたくさんの講演依頼があり、年間80回ほど、累計500回以上の講演をしてきました。その際に、ビックリした反応が2つあり、1つは「この子もともと頭が良かったんでしょ」と、多くの方が言っていたこと。もう1つが「さやかちゃんは良かったですね、さやかちゃんには信じてくれる人がいたんでしょ、私には誰もいないから、さやかちゃんみたいには出来ない」と言ってくる後輩達。この反応を受け、小林さんはすごくモヤモヤし、このまま自分の経験談ばかり喋っていていいのかと考えたそうです。その時に「やっぱり信じてくれる人が誰かそばにいてくれないとムリだよな」と感じるようになったと言います。
小林さんは「私が何で大学院に行ったり教育を学んだりしようと思ったのかというと、昔の私が何故できるようになったのか、科学的に証明できるようになりたいと思ったのが、大きな動機です」とお話いただきました。

以前、小林さんがインタビューでお話されていた「学びのメカニズム」について伺いました。

小林さん曰く「こうやって学んだ方が人はよく学ぶ、とか。ただ暗記していたら、その知識は長期的な知識にはならない。例えば、坂本龍馬が何をしたかなど、用語を覚えても長期記憶には残らない、これが福山雅治さんのファンで、龍馬伝を見ていた人は、龍馬の一生を覚えている。そういう事だと思う」と。
感情が残って、歴史を学ぶ事によって、ちゃんと理解をして長期記憶に入れる事が出来るという事が、科学的に証明されているそうです。そういう事が日本の教育にもデザインとして組み込まれたらいいなとお話いただきました。

小林さんは、よく「エンジンかけろ」という言葉を使うそう。学生達に「やる気が起きないんです」「集中力が保てないんです、どうしたらいいですか」と質問を受けるのだとか。小林さんは「それエンジンかかってないから。エンジンかかっていない状態で車って動かない。同じ状態で、親とか先生とか社会みたいなものからプレッシャーばっかり与えられて、エンジンかかってないのにムリヤリ車を押されている状態が日本の子供達だと思っている。坪田先生に出会って私はエンジン完全にかかった状態だった。え、面白いかもしんない、知らないこと知るって。ヤベーみたいな感じで走ったっていう。ここが大きな違いだと思っている。日本だけじゃないアジア圏で、エンジンかかってないけどグイグイ押されている教育を頑張ってやってきている人達に、声を大にして伝えたい。エンジンかけようぜ」と語ってくださいました。

今週はスペシャルウィーク！ ということで、10名の方に番組特製ミニトートバッグをプレゼントします！
キーワードは「エンジン」です。キーワードを書いて、感想や最近気になる事などを添えてご応募ください。メールは　home@joqr.net　まで！

次週も素敵なゲストをお招きします。

お楽しみに！　See you！

【本日の１曲目】　いのちの歌　／　竹内まりや　
【小林さやかさん選曲】　言葉より大切なもの　／　嵐　
（文／スタッフＣ）

川口技研のHPはこちらから　https://www.kawaguchigiken.co.jp/