「いいね」をした杉田水脈衆院議員に賠償命令。青木氏「いいねだけで誹謗中傷になったわけじゃない」

「いいね」をした杉田水脈衆院議員に賠償命令。青木氏「いいねだけで誹謗中傷になったわけじゃない」

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10月21日の大竹まことゴールデンラジオにて、中傷ツイートに「いいね」をした杉田水脈衆院議員に賠償命令が行われたニュースを取り上げ、大竹、室井、青木がコメントした。

高裁判決によると元TBS記者の男性から2015年4月に性暴力を受けたと訴える伊藤氏に対し、Twitter上で枕営業の失敗などとする複数の匿名投稿がなされた。杉田水脈議員は18年6月から7月こうした投稿2件にいいねを押した。高裁判決はこのいいねの特徴として押すか押さないか二者択一で、対象投稿のどの部分に好意的に肯定的な評価をしているか明確ではないと指摘したが、その上で杉田議員が2018年3月のネット番組で枕営業大失敗と書かれたイラストを見て伊藤さんを冷やかし6月のイギリスBBC放送の番組内で伊藤氏に明らかに女としても落ち度があるなどと発言した経緯に着目した。判決は、伊藤氏への批判を繰り返す杉田議員が伊藤氏を侮辱する投稿にサインを示すことは、伊藤氏の名誉感情を侵害すると結論づけた。
このニュースを受けて大竹、室井、青木がそれぞれコメントした。

室井「今回の判決受けてだよ。この杉田さんって毎回なわけじゃん。自分のやり方とか考え方とかがいかにある一部の人を傷つけてるとか、そういうのを賠償金払うだけじゃなくてちゃんと考えてもらいたいと思うよ。同じこと繰り返すからさ」

大竹「今回はこのいいねを押した側にも名誉毀損が、書いた本人じゃなくても適用すると。新聞の記事を読むと杉田議員がいいねを押したことを取り上げてるんだけど、杉田議員のそれ以外の過去の発言みたいなことも総合して載ってると、やっぱりその流れの中でこういう裁判の下りが出てきたのかなと思うんだけど」

青木「これ気をつけなきゃいけないのは、まるでいいねを押しただけで名誉毀損になっちゃうのかってことになってくると、一見、言論とかネット空間の言説が非常に不自由なんじゃないかとか、この程度でっていう人もいるのかもしれないけれど、でも、そうじゃない。判決も読んでみると大竹さんも室井さんもおっしゃったみたいに、これ以外にも杉田議員は同じような発言を実際にご自身でもされてきたっていうこと、それから何よりも彼女は、国会議員であって、しかも今度政務官に起用されていて、政権が非常に重用してきて、影響力がやっぱり桁違いに強いっていうことも総合して考えて、これはやっぱり社会通念上許される限度を超える侮辱だ。と、こういう風な結論に至っている。なので、いいねをしただけでこんなことになっちゃったっていう反応よりは、責任ある国会議員っていう全国民の代表の一人たる国会議員が、公私ともにいろんなところで同じような発言をし、一人の女の人をこういう形で貶めるっていうことが問われたんだっていうふうに捉えないといけない」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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