なかなか断れないあなたに「中田花奈式思考法」がオススメ!?
10月20日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーでは仕事やプライベートでの「断り方」を語り合った。
入山章栄「断るの得意ですか?」
中田花奈「仕事は断る・断らない、ハッキリ言っている気がするんですけど、プライベートのご飯とかは『この時間割くのもったいないな』と思ったときに……『仕事』とか言って断っちゃいますね。メリットあるか・ないかで考えちゃうんですよ。タレント業ってちょうどよくて、ド深夜からの仕事がありますから」
西川あやの「(タレント業なら)断られた側もそんなに傷つかないでしょうし」
入山「僕は断るのすごくヘタ。相手に悪いなと思って。仕事いっぱい受けちゃうのはそれが理由です」
西川「私、仕事はデスクの方が差配してくださるので自分から断るということはないんですけど、飲み会は全部行っちゃうんですよ。行きたい・行きたくないの意志はなくて、とりあえず全部行く方向で」
番組が調べた「上手な断り方」のテクニックについても3人で語り合った。
西川「調べてみるといくつかテクニックが出てきまして。まずは『感謝を伝える』。断るときの一言目『ごめんなさい、その日は……』とお詫びから入りがちですが、これ、断った自分にも誘った相手にも罪悪感を抱かせるためNG。そのためお詫びではなく『お誘いありがとうございます』と感謝の言葉を入れるのが大事なんだそうです」
入山「うん」
西川「あとは『代替案を入れる』。相手からの誘いが完全NGでない場合は代わりの日を挙げる、『飲み会は無理だからリモートはどう?』と言うなど。やんわり断りたいときにピッタリな方法なんだそうで」
中田「感謝を伝えるって、スケジュール全然ダメなときはできますけど、そうでないとき『ありがとうございます』は言いづらいですね(笑)」
入山「俺、このふたつ両方、当てはまっている。お礼を伝え、断るときも代替案を入れちゃうんですよ」
西川「断るときは時間よりもお金を理由にするほうがよいという研究結果もあるんです。オハイオ州立大学の調査では『時間がない』『バタバタしていて』みたいに断った場合、『お金がない』というときの2倍、ネガティブな印象を与えるようなんですね。『時間はみんな平等なのになんで調整できないんだろう』と思われてしまう」
中田「明らかにお金がある人は無理じゃないですか(笑)」
入山「その辺の居酒屋へ行くのに『お金ないから』って説得力ないもんね」
西川「全部やったほうがいいってことですね。感謝を伝え、代わりの案を入れて、時間よりお金のこと……を全部」
入山「きょうの話を聴いていて、中田さんのやり方(メリット・デメリットで考える)がいちばん正解の気がしてきた」
西川「本当にそうで、心理カウンセラーの大嶋信頼さんの著書『「断れなくて損している」を簡単になくせる本』では、こんな方法も紹介されていて。『断ったあとの状況は考えない』」
入山「これだよ。中田花奈式思考法ですよ」
西川「断ったらもう誘われない、仲間外れにされる、など最悪な状態をイメージして自分に対する暗示になってしまう。そうなると『考えていた最悪が現実になった』と考えてしまってどんどん断れない体質になってしまう。『あとで返信します』みたいな言葉も便利だそうで、日ごろから『すぐに決めない』練習をすることも大事なんだそうです」
放送ではさらに詳しく「断り方」のテクニックを紹介している。radikoのタイムフリー機能で確認してほしい。
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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