大竹まこと、性被害の元自衛隊員についてセカンドレイプを考える「本体と離れたもう一つにも向かっていかないといけないのがどんなにしんどいか」。
10月18日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、任務中、性被害に遭った元陸上自衛隊の五ノ井里奈さんが、加害者の隊員から直接謝罪を受けたニュースを取り上げ、パーソナリティの大竹まことが「性被害を受けた本人は、声を上げるのも大変なのに、さらにセカンドレイプを予想せざるを得ないよね。本体と離れたもう一つにも向かっていかないといけない、それがどれだけしんどいことか」。と五ノ井さんを思いやる場面があった。
それを受け、パートナーの小島慶子は「そんな辛い思いをしてでも言わないといけない、と同じような被害を受けている人がいる。これからも被害が続くだろう現状を変えたいと思っている方だということですよね」。と五ノ井さんの勇気を称えた。
また、フリーライターの武田砂鉄氏も「声を上げたのは大変な勇気がいることなのに、『お前がその場で防ぎきれなかったんだろう』。など言い出す人がいて、本人がズタボロになってから、(外部に情報が)出てきている。組織としては放置してきたわけです。問題を真剣に考えていたかと言うと全くそういうことはないですよね」。と陸上自衛隊の姿勢を厳しく批判。小島も、「性暴力の被害に遭ったと明かした人に『告発された人の人生を台無しにするようなことをするな』『被害者にも落ち度があったんだろう』などと正義感をもって叩く人がいる。そういう人には、なぜ被害者の方が言えなかったのか、未然に防げなかったのか想像してみてほしい。権力や組織の関係で追い詰められて黙っていざるを得なかった、そこまで追い詰められていたのだ、と考えてほしい。環境に問題があったのではないか、と視点を変えてほしい」。とセカンドレイプを加える人へ強く訴えた。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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