カルロス矢吹、秋田県で発見したオススメスポット＆グルメ！

坂口愛美アナ「カルロス矢吹さんは日本の都道府県の中で、今まで唯一行ったことがない場所というのがあったんですよね？」

カルロス矢吹「はい、高橋優さんの地元・秋田県に唯一行ったことがなかったんですよ。秋田県以外の46都道府県は7年前に制覇してたんですけど、最後秋田だけ行ったことがなくて。だけど2週間ぐらい前に初めて行ってきました！」

高橋優「あら！！　秋田へようこそ！（笑）ありがとうございます、来ていただいて。逆に言うと46都道府県行ってるっていうのも凄いなと思ったんですけど、県民からするとどうして秋田だけが残ってしまったんでしょうか？」

矢吹「いや、これは本当に偶然としか言いようがないんですけど（笑）、最後ね、青森と秋田が残っていたんですけど、青森に46番目に行ったのが7年ぐらい前で、秋田だけ最後残ったから、秋田のことを調べに調べ尽くしたこの7年だったんですよ」

坂口「ではカルロス矢吹さんが初めて訪れた『秋田県で良かったところ』をいくつかご紹介していただけますか？」

矢吹「今回、一番の目当てが『秋田県立美術館』だったんですよ。僕は画家の藤田嗣治さんが好きなんですけど、ここには藤田の作品がいっぱいありまして。それこそ『秋田の行事』という名画や、『町芸人』という作品や、あと藤田の自画像などが展示されているんですが、中でも『秋田の行事』は高さ3.6ｍ、横は20.5ｍ。これを2週間で描いたそうです」

高橋「秋田に住んでいた資産家の平野政吉さんが藤田嗣治さんの絵が大好きで、依頼したんですって。『描いてくれ』って。仲は良かったんだけど藤田さんも最初はあんまり乗り気じゃなかったので『なんだおまえ描けないのか』って挑発したら『じゃあ描いてやろうじゃねーか！』みたいな感じで。ただ構想は半年ぐらいあったんですよね、描くまでに？」

矢吹「そうです、そうです！」

高橋「構想は長かったけれども『じゃあ描くよ！』ってバーン！って描いたのが15日弱で」

矢吹「絵の左隅に『174時間で私はこれを描きました』ってちゃんと書いてあるんですよ。しかもね、凄い細かいんですよ。藤田は日本画の素養もあったので、細い日本画用の筆で描くんですけど、線が本当に細いんですよ。実際に見ると圧倒されますね。本当に行って良かったですねえ」

高橋「凄い！一発目で県立美術館。『きりたんぽ！』とかじゃないもんね」

また、カルロスさんはおすすめのグルメについても紹介してくれた。

矢吹「田沢湖のそばのホテルで出た『しょっつる焼きそば』。これはですね、なまはげで知られる秋田県の男鹿市でここ最近作られたB級グルメらしいんですけど、しょっつるっていわゆる『魚醤』？タイのナンプラーみたいなやつですよね。それをベースにした焼きそばなんですけど、ワカメの粉末をかけるんですよ。あとは海産物を一緒に炒めると、臭みがね、ワカメの香りでいい感じに中和されて、これがもうビックリするぐらい美味しかったですね！」

高橋「へえ～っ！それは食べたこと無い！」

矢吹「今、空港にも『男鹿のしょっつる焼きそば』の持ち帰りパックみたいなのがあるので、買って帰ったんです。出演決まった時にまだあったんで、持ってこようかと思ったんですけど、昨日娘に食べられました（笑）。うち、3歳ですけど、それぐらいの子供でも『美味しい美味しい』って食べるぐらい。B級グルメといえば富士宮焼きそばが有名ですけど、次に来るのはこれじゃないかな？　次の『桃鉄』、秋田のコマで停まったらこれが出るんじゃないかな（笑）」

矢吹さんは他にも日本で一番深い田沢湖や、安くて美味しい「秋田の焼き肉」などもプレゼンしてくれた。

 

「おとなりさん」は平日月曜～金曜の朝8～11時、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。