アコーディオニスト・coba「今の自分があるのは反骨精神から」…アコーディオンを始めたきっかけ語る
「反骨精神ですね。こんな素敵な楽器を冷ややかな目で見られるのが許せなかったんです」
10月12日放送の「くにまる食堂」(文化放送)は、アコーディオニストのcobaさんが出演し、アコーディオンを始めたきっかけを語った。
野村邦丸アナ「cobaさんがアコーディオンを手にしたのは何歳の時ですか?」
coba「小学4年生ですから、10歳ですね」
邦丸「なんで始めたんですか?」
coba「私の父がアコーディオンが大好きで、10歳の誕生日に買ってきてくれたんです。父の演奏を子供のころから聞いてた僕は、この楽器だけはやりたくない!と思ったわけですよ」
邦丸「はっはっはっはっ」
coba「それから半年間ほっといたんです。それで、半年経った後に、担任の先生から相談を受けたんですよ。おい、今度、全学年の先生たちが朝礼でコーラスやるから、伴奏してくれって。それで、アコーディオンを初めてやりました。最初に抱えて、音を鳴らすと胸に響くんです。ボディソニックってわかりますか?体にビィ~と響いてきて、何だこれ?と思ったのが原体験ですね」
邦丸「その後、日本人アコーディオニストとして活躍されるわけですが、向いてたんですかね?」
coba「反骨精神ですね。小学校の朝礼でアコーディオンを発表したわけですよ。華々しいデビューのはずが、生徒たちのリアクションが今までと違う。すごく冷ややか。なんでかな?と思ったら、アコーディオンという楽器はのど自慢の伴奏楽器という風にレッテルを貼られたわけですよ。それで僕は、こんな素敵な楽器をそんな目で見られるのが許せなくて。よし、いつの日かお前のことを、みにくいアヒルの子から美しい白鳥へ!と思ったわけです」
邦丸「アコーディオン愛があったわけですね」
そしてこの後、cobaさんにはアコーディオンの生演奏も披露いただいた。
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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