【出雲駅伝直前！】中央大学・藤原正和監督　会見内容

前日行われた共同会見から、中央大学・藤原正和監督が話した内容をお伝えします。

－今大会の抱負
「大学としては9年ぶりの出場ということで久しぶりにこの地に戻ってくることができて大変嬉しい。9年ぶりということで目標の立てようがなかったけれども、学生たちと話して、3位以内を狙いたいと言ってきた。それを目標に頑張りたい。前年の卒業生の頑張りのおかげでこの地にくることが出来たから、その子たちの分も楽しく走りたい」

－今年チームを作るにあたって、目指したこと。現時点での強みは？
「私自身がこの仕事を始めて7年目になるが、初めて予選会のないシーズンを過ごせている。学生たちと話した時に自分たちにとっても初めてのシーズンだからやりたいことを4年生中心に考えて話してくれた。それに則したシーズンを送れている。長距離部員全体で40名程度だから一人ひとりにかけるエネルギーが大きい。一人ひとりの個性を引き出すようなことが出来ているのはこのチームの強み」

－オーダーの意図と他校のオーダーを見た上で目標達成のためにポイントは？
「3区に各大学エースクラスが揃っているので、前半3区間で前の位置につけることが重要。4・5区で向かい風が予想される中で、そこでどれだけ粘れる走りができるかが勝負の分かれ目。非常に面白い駅伝になると思う」

－夏の鍛錬期どれくらいの練習・合宿を過ごし、現段階でどれくらいの完成度になっているか
「予選会のない夏が初めてだったので、今までよりは内容を変えた夏の合宿を行うことができた。コロナの影響もあり、予定していたものが完全にできた訳ではない。それでも変更した内容でもいい夏を過ごすことが出来た。選手の足並みもだいぶ揃っているので、夏の出来としては85点から90点あげたい内容だった」

◆文化放送スポーツスペシャル　第34回出雲全日本大学選抜駅伝競走実況中継◆
2022年10月10日（月・スポーツの日）　13:00～15:30

解説：上野裕一郎（立教大学陸上競技部男子駅伝監督）
実況：寺島啓太アナウンサー