クラスメイトの素顔を知らないまま卒業!? いまの中高、大学生たちの同窓会はどうなる?
10月6日「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)、大竹メインディッシュの時間は大久保佳代子、トンツカタン・森本晋太郎、山田弥希寿アナの3名で、リスナーからのメールを紹介していった。募集していたテーマは「偉い人がいないとき」だった。
リスナーのメール「私の亡くなった父は昭和の頑固オヤジで、子供のころ、夕飯時のテレビは絶対に巨人戦だったんです。たまに父の帰りが遅くていないとき、観たい番組を独占できたんです。玄関先で帰ってきたのが分かった瞬間、慌てて戻すんですが、いまみたいにリモコンではなかったのでチャンネルをガチャガチャと回さないといけなかった。どっちに回せば早く野球に戻せるか、手慣れたものです」
トンツカタン・森本晋太郎「昭和の頑固オヤジのイメージどおりですね」
大久保佳代子「巨人戦とかガチャガチャ回すテレビとか。お父さんが一番だったもんね」
森本「いまはそういう選択肢も増えて。いわゆるステレオタイプのイメージがなくなってくるのも、寂しさありますね」
山田弥希寿「わかります。学校の共通の話題で盛り上がるというのも少なさそうじゃないですか。それぞれに好きなものが違って」
大久保「『ひょうきん族、観た?』『ドリフ、観た?』『あのドラマは?』って話していたのが、いまはなかなか難しいんだ。いわゆる『推し』の合う人同士がネットでつながるもんね。うちは愛知だったのでドラゴンズ(派)。宇野、平野、谷沢、大島……その時代ね」
リスナーのメール「私の場合、偉い人がいないときはおしゃべりをしながら仕事をしています。でもコロナ禍で『私語は慎みましょう』となってしまい、なおさら、偉い人がいないときしかしゃべれなくなりました」
大久保「いま大変ね。私語を慎みましょう、って言われるんだもん」
山田「大学とかも。箱根駅伝の中継をしているとき、大学1年生が『入学してから一度もキャンパスに行っていない』というのを聴いて切なかったですよ」
大久保「部活やサークルもそうだけど、しゃべることでチームワークとかも深まるのに。その時間がなくて、練習だけして『試合です』って言われても、出す力を出せないかもね」
山田「この前、聴いてハッとしたんです。中1のときにコロナ禍になって、3年ぐらい経つ子が、もう卒業しちゃうと。クラスメイトの顔、下半分を知らないまま卒業していく、みたいな。そんなことあるんだ、って」
大久保「振り返ったときどういう感じになるんだろうね?」
森本「コロナがなくなって同窓会でもしたとき、みんな初対面みたいに錯覚しちゃうんじゃないかなって。マスクで印象、変わりますもんね」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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