留学したいけど年齢が不安…勇気が出ず踏ん切りがつかない時どうすればいい?中元「気持ちの割合のシーソーはどんな感じ?」
『中元日芽香の「な」』が、10月3日(月)午前7時に更新され、「ちょっぴり長電話」のコーナーで29歳で転職前に留学をしてみたいけど、家族や上司に反対され行きたい気持ちがゆらいでるという相談に親身に答えた。
今回の相談は、「今の仕事から転職する前に、一度仕事を辞めるのなら留学をしたい。ただ、踏ん切りがつかず、いつまでも先延ばしにしている。そうしているうちに自分の本当にやりたいことが、だんだんわからなくなってきてしまった。また家族など周りの人に相談すると年齢も年齢なので留学には反対されるので一人で延々と悩んでいる。自分の本当にやりたいことや好きなことを知る方法はあるのか。いまいち勇気が出ず踏ん切りがつかない時のことをどう捉えたら良いか」という相談だ。
この相談に中元は、
「私はこういう時行きたい気持ちとやめとこっかなって気持ちの割合とか聞いたりします。たとえば、全体100で表すとするならば行きたいがどれぐらいなのかな70なのか50、50-50なのかちょっと考えてみるとどうですか?こうシーソーがどっちに傾きそうですかね」と、
種々の問題は一旦置いたうえで気持ちでは自身がどう思っているのかを確認し、「行きたい行きたくないで純粋に考えるともう多分80-20ぐらい」と回答されたことを受け、この様に背中を押す。
「確かにご自身も家族に対しての夢とか上司の言ってることとか迷いがあるでしょうけれど、でもお話を聞いていると、遊びに行きますっていうことではなく、キャリアアップ・スキルアップということだと思うので、そこのワンクッション留学を挟むことでその後のお仕事がより楽しくなったりとか、知識が生かせてるって実感できたりとかする、その後の正社員になってからのお仕事の充実度につながってくると思うと、日本で得られないことなら、あちらの環境に身を置いてっていうのもありなんじゃないかな」
また、親や上司に対しては自分の人生なので、と線を引くことも大事だと伝えた。
「一旦いろんな人の期待とか、心配する声を、無視するとまではいかないけれど、自分の人生なので自分で責任取りますっていう風に口に出して言ってみるとか、もしそれを望んでいるのならそうやって自分自身にあの追い込みをかけるじゃないけど、もう戻れないとこまで来ちゃったから行くしかないわっていうふうにもっていってみるのも一つの方法」
相談終了後、中元は今回の相談を受けて考えたことがあると語った。
「なんか勇気をいただいたような気がするというか、選択する場面ってあるじゃないですか?私もありますし世の中の社会人の皆さんきっとたくさんあると思うんですけれどねそういった時にこう何を基準に選択しようかな?自分の気持ちなのか、転職なら、諸条件なのか、自分の中の大切なものを今一度思い返して優先順位とかちょっと確認してみようかなっていう気持ちになりました。」
『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
「過去の配信分もこちらから聴けます」
-
Profile
-
1996年4月13日生まれ。広島県出身。早稲田大学在学中。 日本推進カウンセラー協会認定、心理カウンセラー&メンタルトレーナー。 2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。 自身の経験から、心理カウンセラーになることを決意。グループ卒業後、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設し心理カウンセラーとして活動を始め現在に至る。