湘南乃風・HAN-KUNがターバンを巻いている理由と、密かな悩みとは?
9月27日の「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー、「10時のおとなりさん」に、湘南乃風のメインボーカル・HAN-KUNさんが登場!高橋優さんとの初対面となった10年前のフェスでのお話から、来年結成20年を迎える湘南乃風のお話、HAN-KUNさんが大好きだという崎陽軒のシウマイ弁当のお話まで、多彩なトークが繰り広げられた。
坂口愛美アナ「湘南乃風が来年7月30日でデビュー20周年ということなんですよね?」
HAN-KUN「はい、ありがとうございます!」
高橋優「ざっくりした質問になっちゃいますけど、この20年というのはHAN-KUNさんから振り返るとどんな日々でした?」
HAN-KUN「月並みですけど、振り返ればあっという間だったというのがありつつも、やっぱその中には音楽的な紆余曲折もあったし、人間的にも色々あったし。こないだも4人でライブやりましたけど、20年経っても一緒に終わった後ご飯食べたりとか、楽屋でもワイワイ出来てるのが、いいな~っていう風に……そういう風に出来ない時もあったし。正直なところ。でも、20年という長い年月を振り返った時に、今それが出来てるってことは嬉しいなっていう風に、ふと思った感じですかね」
高橋「HAN-KUNさんに特化すると、そもそもレゲエというジャンルに傾倒されたきっかけは何だったんですか?」
HAN-KUN「元々中学ぐらいの時にブラックミュージックに興味を持って、地元のツレとHIP-HOPとかHOUSEとか聴いてたんですけど、その頃、一緒にクルー組んでた友達の彼女が年上の彼女で、その子が編集したレゲエが主体のカセットテープに日本人のアーティストも入っていて、『日本人でレゲエ歌ってる人いるんだ…』って思ってたら、その人の歌詞が『なんで俺のこと知ってるの?』『話したことあるっけ?』ぐらいにズバズバ心に入ってきて、そこからそのアーティストを掘り出して、レゲエを聴くようになったって感じですね」
高橋「それから自分でも歌うようになっていったと。HAN-KUNさんといえばターバンがトレードマークですが、悩みがあるそうで?」
HAN-KUN「ずっとターバンを頭に巻いてるんですけど、ちょっと深めにかぶってて。僕サッカー好きで、たまにサッカーのエキシビションマッチとか呼んでいただくことがあるんですけど、やっぱり僕、少しでも認識していただくためにターバンを巻いて出場するんです。一応、スタンドから『あいつ誰だ?頭巻いてるからもしかして』っていう風なことになればいいなと思って。巻いてなかったら本当に認識ゼロだと思うんで。で、今見ていただいたらわかると思うんですけど、サッカーに限っては縦のボールは大丈夫なんですが、横からまったく見えないから、たまにボールが飛んでくるとそのまま頭に当たってポーン!って、無意識のヘディングがついてくるという(笑)」
高橋「ターバンをつけているってことは、周囲への気遣いというか、HAN-KUNさんって人を認識していてねっていう……」
HAN-KUN「そうですね、あいつ誰だ?っていうのがあるとマズいし、実際自分がターバンを巻き出した理由も、ダンスやってた時のファッションの延長だったんです。それで始めた頃先輩とかに挨拶したり、先輩の前で歌わせてもらったりしたんだけど、やっぱり全然おぼえてもらえなくて。でもある日ターバンをしていったら、『ああ、歌もわかんないし、名前もわかんないけどあのターバンの奴だろ?』って初めて認識してもらえたんで。だから、これ巻いていこうと思って、そこからはずーっと遊びにもバイトにも巻いていくとか……逆に外すタイミングを見失って、20年以上経っちゃって(笑)」
高橋「外したいなって思う時もあるんですか?(笑)」
HAN-KUN「ざっくりいうとあります(笑)。ワンマンで野外フェス2時間やった時に、脱ぎたい!っていうのが。純粋に暑いっていう。だから2時間ライブやると汗も凄いかくんで、巻いてる結び目のところに汗が溜まっちゃうとちょっと重たくなるんで、首が右側に傾いたりしますね(笑)」
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