小惑星「リュウグウ」のサンプルから炭酸水発見! 「宇宙人はいますかね」?
2020年12月6日、日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」からサンプルを地球に持ち帰った。その試料の中に、およそ46億年前の水が液体の状態で存在していたことがわかった。9月23日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)はこの驚きのニュースに、金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介氏と寺島尚正アナウンサーが、大いに盛り上がった。
興奮する内藤氏「炭酸水、飲みたいな」
この研究を発表したのは東北大学や宇宙航空研究開発機構(JAXA)、アメリカ航空宇宙局(NASA)などの国際研究チーム。小惑星が地球に降り注いで海や生命の材料をもたらしたという説を補強する成果となり、論文や科学誌「サイエンス」に掲載された。
論文では、この水が二酸化炭素を含む炭酸水であることを正式に発表したうえで、有機物、塩などが溶けていることも明らかにされた。もちろん、世界で初めてのことだ。
「すごいものが見つかったものですね」と、ニュースを読み上げた寺島アナが興奮ぎみに声をあげた。
「どれくらい水があったんですかね?」と内藤氏が疑問を口にすると、「見つかった液体はほんの一滴だそうです」と寺島アナ。「炭酸水が見つかったと聞いて『飲みたいな』って思っちゃいました」と、内藤氏のテンションも上がりっぱなしのよう。
「これ46億年前ですけど、もっと地球ができる、ずうっと前からの水が入ってる小惑星もあり得るってことですよね」と内藤氏。
寺島アナは、「私の理解によると、リュウグウは今でこそ欠片みたいになっていますが、もともとはもっと大きくて、それがどこかにぶつかって粉々になって、その粉々が固まって小惑星になったと言われてますよね。つまり、リュウグウが地球にぶつかって、そこから地球に水がもたらされた可能性もあるということですよね。となると、宇宙人はいますかね?」と、子どものころ見た夢のような話をどんどん膨らませた。
「(宇宙人は)まぁいる可能性はあるでしょうね」と、内藤氏も共感。ワクワクの研究に、期待が膨らむばかりだった。
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