【西武】與座海人投手インタビュー…「2桁勝利達成の日、入団当初を振り返り泣いちゃった」
9月21日放送のライオンズナイターは、11日のファイターズ戦で10勝目を挙げた與座海人投手のインタビューをお届けした。
――今年は5年目で自身初の2桁勝利をマーク。ここまでの自分をどう捉えている?
與座「これまでより試合を作れてる感触もありますけど、その反面でシーズンを通して波があるのを感じてる1年でもあります」
――波の山は例年に比べると小さいほう?
與座「1軍で投げさせてもらって、ゲームに入っていけば最低限の調子であったり、うまくコントロールはできてると思います。しかし、まだ調子が良かったり、悪かったりという、はっきりしているところもあると思うので、まだまだ高いレベルに達していないのかなと思います」
――今シーズン115回と3イニング投げて与えたフォアボールの数が16個。非常に少ないが、これをどう見ている?
與座「ゲームを作っていく中でフォアボールは僕自身もったいないなと思うところで、どちらかというとヒットが出ちゃうタイプのピッチャーなので、それに加えてフォアボールが出ちゃうとなるとゲームを作れないと思うので、フォアボールというのはキーになってくると思います」
――20試合で、115回と3イニング投げたことはどう思う?
與座「まだまだイニングを投げないとと思います。先発としてやらせてもらっているからには、6回、7回と長いイニングを安定して投げられるようにしないといけないと思います」
――7月30日のホークス戦は初完投、初完封を達成!自信につながった?
與座「調子自体もその日はすごく良かったですし、今まで6回、7回というのはあったんですけど、8回9回というのは投げたことのないイニングだったので、そのまま行っちゃえという感じでした。1人で1試合投げきるのは今年の目標だったので、そこはクリアできて良かったかなと思います」
――今シーズン、投球で手ごたえを感じている部分は?
與座「コントロールは良いほうではないと思うんですけど、フォームで緩急をつけたり、カーブとか緩い球をうまく交えながらストライク先行で勝負できてるところで、バッターのタイミングを外して凡打になってるので、そこは今年、手ごたえがありました」
――2桁勝利を挙げた時は、お立ち台で泣いてしまう場面もあったが、思うところがあった?
與座「僕自身、お立ち台に上がった時はそんなに思ってなかったんですけど、ビジョンに映るコメントだったり、アナウンサーの質問の中で、入団当初を振り返るところでよぎった部分もあって、思い出して泣いちゃいました」
――残り試合わずかだが、どういう役割を果たしていきたい?
與座「いかに最少失点でいけるかというところだと思います。ゲームを作る中でピッチャーは1点でも少なくしてチームが勝つ可能性を作るというところだと思うので、どれだけヒットを打たれても、ホームに返さなければそれが一番良いと思います。自分の投球内容も大事ですけど、ここまできたら、1点をどう防ぐかというところに尽きると思うので、自分で考えながらゲームを作れればと思います」
インタビュアー:文化放送・高橋将市アナ
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