なだぎ武、トラウマになった恋愛トラブルを語る

現在51歳のなだぎ武さんは、今年8月に第一子が誕生した。

鈴木おさむ「40～50代で子供を授かると、色々なことを経験してからの子どもなので、30代だったらこんなに子供に向き合えなかったな、って思います。孫みたいな感じです」

なだぎ武「同級生で孫うまれてるやつもいるんで。普通に考えるとおじいちゃんなのに、これからお父さんになると思うと、色んなこと子供と共に学んでいかなあかんな、と思います。自分の年齢の重さに実感が湧いてきますね」

鈴木「なだぎさんの場合って、過去の恋愛をみんな知っているじゃないですか？」

なだぎ「そうですね。30代世代の人らは知ってますよね」

鈴木「バラエティに出てたし。そんな人ってなかなかいないじゃなですか？」

なだぎ「バラエティに二人で出て、コントに出て」

鈴木「そうなってくると、恋愛もなかなか難しかったりとか。そういうのもあったんじゃないですか？」

なだぎ「そうですね。お付き合いもそんなになかったですよ」

鈴木「そんな中で舞台女優の渡邊安理さんと結婚をするということですけど」

なだぎ「それまでに激しめの恋というか、恋とまでいかないまでの出来事があって。女性に対して疑い深くなったんですね。まあ、3股されまして」

鈴木「ネットニュースで見ました。“3股されていた”って。あれ本当なんですか？」

なだぎ「そうなんですよ。あれが本当に身の毛もよだつような経験だったんですけど」

鈴木「2じゃなくて3なんですね。なぜ判明したんですか？」

なだぎ「その子が、僕の家に遊びに来たときに、見覚えのない電話番号からショートメールが来て。なんや？と思って見たら、“あなた、なだぎ武さんですよね？　そちらに○○さんが来てますよね？　私じゃ手に負えないんで、預かってもらっていいですか？”って来たんですよ」

鈴木「ええー！」

なだぎ「まず、どういうこと！？　と思いながら話を聞いてみたら、“一緒に住んでいる男性がいて……”っていうことで。でも“その人とは別れるつもりなんや”って言うから信用したんですよ。そしたら、また違う男の人からショートメールが来て」

坂口愛美アナ「みんなショートメール？」

なだぎ「要は、携帯を見られてんですよ」

鈴木「なるほど！　信じられてないんだ」

なだぎ「“最近、こいつ怪しいな”って思われてて、携帯見たら“なだぎ武”とあって。これ芸人のなだぎ武じゃないんか？っていうことで、携帯番号を登録されてショートメールが来てるんです」

鈴木「二度目のショートメールはどういう内容ですか？」

なだぎ「“なだぎさんですか？　○○さんとお付き合いしているんですけど、なだぎさんはその人とどういう関係ですか？　お付き合いしているんですか？　申し訳ないんですけど、LINEのやり取りを見てしまいました。説明してもらっていいですか？”って。いや俺の方やで説明してほしいのは！　っていうので、その人と会って話をしたんです」

鈴木「おお！」

なだぎ「状況を確認して、その人もお付き合いしている関係だったと。“僕、このあと彼女に会う予定なので、あなたと会ったことを彼女に言っていいですか？”と」

鈴木「当然、言いますよね」

なだぎ「その男性も“言ってください”。こっちもどうするか決めます。と言ってくれて。それを女性に伝えたら泣き出して、“その人とは別れるつもりやった”って」

坂口「デジャヴ？（笑）」

なだぎ「もう通用せえへんで！っていう感じで。それから話を聞いたら、どうやらバツ3だったんです。23才くらいですよ？」

鈴木「ええー！？」

なだぎ「要は男性を転々としてて、自分の拠りどころを探していたのかな？」

鈴木「そういう癖というか、寂しいのか分からないですけど」

なだぎ「一人だけに絞るのは寂しい、っていう人だったんでしょうね。それから次の一歩が踏み出せなくなっちゃって」

鈴木「面倒くさいですもんね。40代でそういうことが起きると“もういいや！”って」

なだぎ「40代の真ん中くらいいってたので、面倒くさくなって、ご飯に行くことすらしんどくなって。1年以上誰とも接点もなく、女性を信用することもなく、という感じで今の奥さんと会って。気さくで話しやすい子だと思ったんですが、恋愛にいくのが怖くて。でも好きになるかも、という気持ちになったので、“前の二の舞は嫌だ！”と思って、取材のごとく色々訊きました。これまでの恋愛は？　男性関係は？　とか」

鈴木「それも嫌だな～」

なだぎ「“こいつしつこいな～”とあきれられるくらい訊いたんですけど、今の奥さんは真摯に答えてくれたんですよ。恋愛の経験を年表にして見せてくれて。“この人は信用できる！”と思って。そこからお付き合いが始まりました」

鈴木「奥様からしたら、その状況で“この人、相当病んでるな”って。逆に“私がなんとかしてあげよう！”と思ったんですかね」

なだぎ「僕も、前の恋愛について説明して。“こういうことがあったから、しつこく訊くかもしれんけど……”みたいな。それを受け入れる覚悟があるくらい、懐の大きい女性だったのかな、と」

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