劇作家の宮沢章夫氏亡くなる。大竹「印象的だったのはラフォーレ原宿に砂を敷き詰めた砂漠のコント」

劇作家の宮沢章夫氏亡くなる。大竹「印象的だったのはラフォーレ原宿に砂を敷き詰めた砂漠のコント」

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9月21日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)にて、12日に亡くなった劇作家の宮沢章夫氏について取り上げ、パフォーマンスユニット「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」やシティボーイズで親交を深めた大竹がコメントした。

12日に心不全で亡くなった劇作家の宮沢章夫氏は、1985年、大竹まこと、きたろう、斉木しげる、いとうせいこう、竹中直人、中村ゆうじらとパフォーマンスユニット「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を結成し、1989年まで活動したほか、シティボーイズでも大竹らとコントを作り上げた。

大竹はこの訃報を受けて、「私たちはコントを自分たちで作っててお笑いスタ誕に出て、その後宮沢なんかと出会って活動の幅を広げていくんだけど、宮沢と10年間やったかな。座付き作家みたいになってくれて演出の担当して、その後に三木聡と出会って彼と10年。彼も作・演出家としていろいろやってくれた。宮沢たちがいなかったら今のシティボーイズはない。サブカルの方に徐々に流れが行ったのも、宮沢あきおが来てから。当時宮沢が作ったので一番衝撃的だったのは、ラフォーレ原宿の8階の舞台に砂を一面に敷き詰めて、砂漠監視隊っていうコント。5人の男たちが何もない砂漠で誰が来るかわからない砂漠を監視する。無限のやることの何もない空間に5人の男は放り出されて、しかも誰も来ない砂漠を監視しなくちゃいけないっていう任務を置いてっていう。ラフォーレ原宿の舞台に8階まで砂を何トン運んだかなぁ。あれ。砂の上でコントをやってて、それを当時のサブカルの若者たちがたくさん見に来てくれた。65歳で亡くなったのは誠に残念だなぁと思ってます」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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