オオクボックスこと大窪シゲキさん、わかりやすい名言で広島の中高生の心をキャッチ

オオクボックスこと大窪シゲキさん、わかりやすい名言で広島の中高生の心をキャッチ

Share

9月16日の「おとなりさん」(文化放送)、午前9時台『教えて!全国☆ラジオスター』のコーナーに、広島エフエム「大窪シゲキの9ジラジ」から、オオクボックスこと大窪シゲキさんが登場した。

「9ジラジ」(月~木曜、午後8時~10時まで放送)は2000年に始まった番組で、コンセプトは「広島県の中高生応援番組」。大窪さんは2007年から2代目パーソナリティを務めている。

山根良顕「放送も聴かせてもらいました。この間、高校生がパーソナリティしてくれているのを聴いて、こういうことしているんだって。ラジオの裾野を広げるじゃないけど、キッズの兄貴的存在? すごくいいなと思ったんだよ」

坂口愛美「まさにそういう推薦メールが来ていたんですよ。『大窪さんは9ジラジのパーソナリティで、ラジオ愛にあふれた大好きなDJです。多くの中高生の心の支え、お兄さんのイメージ。Twitterを、広島に行くときのご飯の参考にしています。山根さんとの広島愛も聴いてみたい』」

大窪シゲキ「うれしい……。出身は大阪なんですよ」

山根「そこから広島にたどり着いて。広島のこと好きだっていうのが(伝わる)。『HEROSHIMA』っていう帽子かぶっているもんね」

大窪「ヒーローがたくさん来てくれる、そしている。『HEROSHIMA(ヒーローシマ)』って書いてあるんですよ。これもリスナーのお父さんがつくってくれました。それこそ山根さんの母校の生徒たちがパーソナリティをしにきたことも。ぶっちゃけ、若い子がいま、TikTokとかがあるからラジオを聴いていないという現状は(我々も)受け止めているじゃないですか」

山根「はい」

大窪「だったら聴いてもらえるきっかけをつくろう、『自分事』になったら聴いてくれるんじゃないかなって。中高生、10代と、絡み絡み、絡みあげています!」

山根「どういう活動をして増やしていくのかなと。聴いている人は聴いているんだけど、まったく触れていない人に伝えるって難しくないですか?」

大窪「そうなんですよ。だからたとえば朝6時、7時に起きて学校へ。挨拶運動に行って校門前で『おはようございます!』『きょうもがんばって!』ということをやって、それを収録して夜に流したり、校内放送で流してもらったり。あとは放課後に部活、生徒会インタビュー……。そういうことをやると『なんかいたよな』と。それが放送されるとなると、やっぱり聴くし。そこからリスナー、増えますね。9ジラジでは『9ジラー』と呼ぶんですけど」

山根「すごい草の根運動。番組のためだけじゃなくてラジオのために生きている」

坂口「地道な活動がまさに『コツコツは勝つコツ』だなと思いました」

山根「そういう名言を出すじゃないですか。恥ずかしさ(照れ)はないんですか?」

大窪「ラジオで言葉っていうものに救われたな、元気出たな、という日がメチャクチャ多かったんですよ。人間って食べたもので体がつくられて、得た言葉で心がつくられて、放った言葉で未来がつくられるじゃないですか……いまの名言ですか?」

坂口「名言ですよ!」

山根「俺らって言葉を仕事にしているじゃない。わかりやすく伝えないとダメなところあるじゃん、ラジオは特に。そういうところが山田くん(山田弥希寿アナウンサー。大窪さんから影響を受けたと公言)とかキッズに、純粋に響くし、わかりやすいんでしょうね」

坂口「1回聞くと憶えます。『コツコツは勝つコツ』『どうしようは行動しよう』『向き不向きより前向き』、キャッチ―ですもんね」

山根「ダジャレ的なものにしよう、とか、あえてやっているんですか?」

大窪「言葉って難しいものがいっぱいあって、いいなと思うんですけど、わかんなかったら意味がないので。ダジャレとか、言いやすい、使いやすい(言葉を使っている)。10代は受験とか恋愛とか、大変なときってあるじゃないですか。でも『大変なときは大きく変わるときだよ』と言ったら『腑に落ちました。これで受験、頑張れます』とか。俺のはメイゲンといっても『迷ったときの言葉』で『迷言』だから、そういうときに使ってね、と言います」

RCC(中国放送)の1強と呼ばれる広島のラジオ界だが、最近は大窪さんが横山雄二さんの代理パーソナリティを務めに行ったり、逆に横山さんが「9ジラジ」に来る、など交流も盛んだという。

大窪「ちっちゃいこと言わずにラジオ業界、全部で盛り上げていこうぜ、というのを(RCC側とも)たくらんでいます。広島はかなり熱いラジオマンがいっぱいですね!」

「おとなりさん」火曜担当の高橋優も「9ジラジ」と関係が深く、リスナーからも「9ジラジファミリー」と認知されているようだ。今回届いたメールによれば、昨年のライブツアー時、広島公演の前日にリクエストメールが読まれていたそう。

山根「高橋優さん、9ジラジファミリーなんですか?」

大窪「デビューのころから広島の学校に来て、卒業式に曲を届けてくれたり、ゲストに来てくれたり、僕が秋田(高橋の地元)に行ったら『一緒にメシを』となったり。いまの話ですが、広島に前乗りして、コロナ禍なのでひとりで居酒屋にいたらしいんですね」

大窪さんはその際に高橋から届いたメールを、一部抜粋して紹介した。

大窪「ラジオに送ったメール、これが初めてだったみたいなんですよ。本当のスターなのに、地方とか肩書関係なく、好きだと思ったら応援してくれる、ちゃんと向き合ってくれる人なので。会うといつも『テンションたかはし』になってしまう……」

山根「それは名言じゃないな(笑)」

大窪「迷うほうの迷言です(笑)」

「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

で開く

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

NOW ON AIR
ページTOPへ