東京ゲームショウ開幕!メタバース、パソコンゲームストア「スチーム」などゲーム業界の最新トレンドが集結

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世界最大級のゲームの展示会、東京ゲームショウ2022が9月15日に開幕した(リアル会場は幕張メッセ)。9月16日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、金曜コメンテーターでストラテジストの嶋津洋樹氏と寺島尚正アナウンサーがゲームにまつわる話題を展開した。

煩わしい人間関係はリアルでたくさん

一般来場者向けに対面で開催するのは3年ぶりのことだが、今年は初めての試みとしてインターネット上の3D空間メタバース会場も作られた。幕張メッセの地下に広がっている設定で、公式アプリをダウンロードしたパソコンや、VR(バーチャルリアリティ)ヘッドセットから無料で体験できる。

メタバース会場の来場者はオンライン上で自分のアバター(分身)を作って、仮想空間を自由に移動しながらゲームメーカーなど22の企業や団体の展示を見て回ることができ、チャット機能を使って来場者同士での会話も可能とのこと。

「これも時代ですよね。リアルとバーチャルの世界があって、その中間というか、バーチャルがよりリアルに近づいてきているということだと思います。新しい人間関係を作れるということで興味を持たれる方もいると聞いていますが、私はただでさえリアルで色んな煩わしいことがあるのにバーチャルの世界でもそれが起こるのではないかと思っているので、あんまり積極的にやりたいとは思いません。ゲームはすごい好きなんですけどね」と嶋津氏。

嶋津氏は歴史系のシュミレーションゲームを好んで遊んでいるようだが、それもオンライン対戦ではなく、1人でプレイして気分転換しているとのこと。

また、ゲーム業界の牽引役がプレイステーションなどの専用機ではなく、パソコンへ急速に移っていると日経新聞が報じている。アメリカ発のパソコンゲーム版アプリストア「Steam(スチーム)」が台頭。この3年間で急速にユーザーを増やし、2021年時点でネットサービスの利用者は1億3200万人と、プレイステーションを圧倒しているという。これまで専用機を重視してきたソフトメーカーもパソコン向けに軸足を移し始めている。

「特に画像の鮮明さなどで、パソコンの性能が専用機に近づいてきているんです。私もスチームを使っています」と嶋津氏が発言すると「どっちの方がやりやすいんですか?」と寺島アナが質問。「どっちとかはないですね。アクション系のゲームは専用のコントローラーがあったほうがいいのかも知れませんが、歴史系のゲームはマウスで簡単にできちゃいますので」と嶋津氏。

「すいません、私疎いもので。楽しそうな世界だなぁと思います。ゲームも進化してるんですね! リアルとバーチャルがわからなくなっちゃったら大変ですね」(寺島アナ)

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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