「揚げ物」ソング大特集! エビフライ、とんかつ、串かつ……。Berryz工房の思い出話も

「揚げ物」ソング大特集! エビフライ、とんかつ、串かつ……。Berryz工房の思い出話も

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9月11日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」(文化放送)、『タケスクリプション 日曜名曲集』のテーマは「揚げ物」でした! 鷲崎さんいわく「別に理由はない(笑)」とのことですが、いつか特集したいと思っていたのだとか。

松井佐祐里「揚げ物の名前が入っている曲ですか?」

鷲崎健「はい。今回はそういうのがいっぱいでございます。最初は……みなさんお昼も食べた時間でしょうから、胃もたれかな(笑)、と思いますが、この曲からいきましょう」

♪「FRIDAY NIGHT エビフライ」/バンバンバザール

鷲崎「このコーナーではもう3、4曲目ぐらいですね、バンバンバザールさん。大好きなのでかけていますけど。エビフライって、知っている人はもちろん知っていると思いますけど完全な日本洋食なんですね」

松井「そうなんですか!?」

鷲崎「明治33年だから1900年ぐらいか。銀座のお店で初めて出されて。そこが日本の洋食をいろいろ発明したんですけど、そのうちのひとつで。基本的に日本にしかない」

松井「海外で『エビフライください』と言っても出てこないんですか? え~っ!?」

鷲崎「信じられないでしょう? あんなおいしいものを。幸せがエビの形をしている(笑)」

松井「いい表現ですね(笑)」

鷲崎「幸せにタルタルをつけて食べている感じがしますもんね。本日の1品目、お客様、エビフライをお食べいただきましたよ。お次はこちら、まいりましょう」

♪「とんかつの唄」/森繁久彌

鷲崎「幸せな歌だったのに、『(とんかつが食べられなければ)死んでしまいたい』で終わられるとね(笑)。森繁久彌さん、おなじみだと思いますけど。川島雄三監督の『とんかつ一代』という映画がありまして、その主題歌なんです。僕は『とんかつ一代』が大好きでして。森繁さんもいいんですけど、三木のり平さんが不思議な研究者役で出てきて、本当におもしろいんです。

主題歌、(音源が)ないのかなと思ってずっと探していたんですけど、僕は森繁さんの……こんなにデッカい、ベスト盤みたいな何枚組みたいなやつで見つけて。これだけほしくて買っちゃいました。せっかく買ったから今後、森繁さんの歌が続くかもしれません」

松井「聴きたいです!」

鷲崎「2品目はとんかつを楽しんでいただきました。さあ3品目、どんな揚げ物が来るんでしょうか?」

♪「コロッケの唄」/楠トシエ&友竹正則

鷲崎「1917年に流行したコミックソングでございます。いろんなバージョンがありまして、もともと浅草オペラという劇場で、日本からオペラを広めていこう、という運動……みたいなものが起きて。その音源もあるっちゃあるんですけど、あまりに聴きづらいから、今回は楠トシエさんと友竹正則さんのバージョンにしました。

つくったのが益田太郎冠者という方ですね。自伝を買って読んでみたら相当、優秀といいますか。当時、いろんな戯曲やコミックソングを書いていたらしくて。日本って風土的に、お芝居もどちらかというと悲劇が多かったらしいんですね。でも海外、ドイツやフランスに留学して、向こうでは喜劇が大衆に芸術として認められていて。

日本でも喜劇というものを根づかせようと思った益田太郎冠者さんが……会社の社長をやりながら、脚本を書いていたらしいです。日本における喜劇の立役者として重要な方だったらしいですね。3品目はコロッケをお届けしました。次はグッと変わりますよ、ビックリされると思います(笑)」

シャイニング パワー」/Berryz工房

鷲崎「ちょっと息が上がってしまいました(笑)」

松井「踊りましたね!」

鷲崎「暴れながら聴いていたもんですから(笑)。歌詞の中に『から揚げ』が入っているということで選びました。踊りながら聴いている、というリスナーの方もTwitterにいましたね。

Berryz工房、僕、大ファンだったので。文化放送でも番組をやっていて、何度かゲストに来ていただいて、絡みもあってですね。そのご縁で、さっき(放送内で)話に出たアナウンサーの(砂山)圭大郎と2人で、解散のコンサートにも行きましたよ。もうわんわん泣いて。そしてわんわん泣いている俺を見て、圭大郎が笑っていました。あの野郎(笑)! 4品目はから揚げを食べていただきました。続いてが最後ですし、問題作ですよ」

♪「変な串かつ教室」/屋台のおっさん

鷲崎「おお、ビックリした顔されていますけど」

松井「はい……!」

鷲崎「そうですね、このレコードに関しては……なんだかよくわかんないです!」

松井「ええっ(笑)!?」

鷲崎「情報、特にない。誰だかもよくわかんない。少なくとも……、こんな曲を出したレコード会社は日本ビクターさんですね(笑)。レコードが500円だった時代。これはB面ということになっておりますけど、それ以上の情報が特になくて。なんなんでしょうね……(笑)」

松井「なんでしょう!?」

鷲崎「世の中には変なレコードがいっぱいあって。僕がレコード収集を始めたころから割と、『こんな変なものがあるよ』と有名でした。不思議ですね、ネットがないのにそんな情報交換をよくしていたなと。誰からどういうふうに聴いたのか、おぼえていないですけど。納得いかない感じの5皿目になったと思いますけど、串カツを召し上がっていただきました(笑)」

5曲目の不思議な感じも、ぜひradikoのタイムフリー機能でお確かめください!

 

「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2~4時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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