ふかわりょうと野村邦丸、“理論武装”を語り合う
9月7日放送の「くにまる食堂」(文化放送)は、文化放送「阿川佐和子&ふかわりょう 日曜のほとり」のパーソナリティのふかわりょうさんが出演し、ふかわさんが気になる言葉“理論武装”について野村邦丸と語り合った。
野村邦丸アナ「先週の文化放送“日曜のほとり”で、阿川さんと相反する言葉みたいな話してましたよね」
ふかわりょう「相反するというか、サーファーじゃないけど丘サーファー、大工じゃないけど日曜大工、的なものがもう1個あるはずだと思ってずっと探していたら、ある時これだというのが見つかった。それが“理論武装”。武装じゃないけど、理論武装。これを誰かと共有したくて番組で阿川佐和子さんに話したら、共感してくださった。ただ、どうやってその言葉が生まれたのか?わからないんですよ」
邦丸「俺も日曜にラジオ聞いてて、理論武装がやたら残っちゃってて、ホームセンターにいる時にずっと考えてたの。自分の記憶をたどっていったら、70年代に日大に通ってたんだけど、学園闘争の名残りがあって、中核派の人たちがいたんですよ。そこに立て看板があって、“同志諸君、学生諸君、理論武装せよ”と書いてあった。それを思い出したんだよ」
ふかわ「うわ~。邦丸さん、ありがとうございます。確かに理論武装するっていう発想は、理論がぶつかり合う状況じゃないとなかなか生まれない。小説家の想像では生まれない気がします。その空気感が生んだ言葉なんですかね」
邦丸「わかんないよ」
ふかわ「このわかんないよがいいんですよ。もしかしたらそうかもよが一番おいしいんです。本当の答えなんて、私、知りたくないですから。邦丸さんの思い出を聞けただけで、その光景が浮かんできたので、それが私にとってごちそうなんですよ」
邦丸「ホームセンターに行ってて、チェーンソー見ながら思い出したんだよ」
ふかわ「最高じゃないですか。頭の中に残る言葉と視覚的情報がぶつかったわけですね。今日は理論武装が頭に浮かんだ時と同じくらいぞくぞくしてます」
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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