投票率60%を超える東京・国分寺市 そのワケとは?
国政選挙での投票率は50%台が続く中、前回の参院選で60%を超えた街があるという。9月6日「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、『国分寺の投票率を1位にプロジェクト』発起人の1人、鈴木弘樹さん(23歳)に取り組みを伺った。
大竹「23歳とお若い鈴木さんですが、どんな取り組みをされているんですか?」
鈴木「自分は東京の国分寺市で『国分寺の投票率を1位にプロジェクト』という活動をやっております」
大竹「国分寺の投票率って今何位くらいなんですか?」
鈴木「前回の参議院選挙で有権者数10万人以上の自治体に絞りますと全国第3位でした」
小島慶子「おっ、いいところ!1位、2位はどこなんですか?」
鈴木「1位は文京区、2位は武蔵野市」
大竹「武蔵野だけは何とか抜かなきゃいけないね」
鈴木「はい、吉祥寺に対してライバル心がスゴいあるので…」
小島「(大笑)」
鈴木「住みたい街ランキングで吉祥寺は絶対上位にいるんですけど、すぐ隣りの国分寺ってなんかちょっと惜しい街っていうところがあるので、投票率だけでも1位にいけたらいいなと思ってます」
大竹「何で投票率を1位にしたいと思ったんですか?」
鈴木「元々、2019年の参議院選の時に自分が選挙について話す機会があって、それがきっかけで選挙って面白いなと感じたからなんです。そこから自分が働くカフェ、クルミドコーヒーで選挙や政治についての学びの場をつくったんですけど、そこの有志で2021年6月にプロジェクトを立ち上げました」
小島「若者だけじゃないそうですね?」
鈴木「20~50代の20人くらいでやってまして属性もバラバラです。学生から会社員、主婦、経営者、ごちゃまぜでやってます」
大竹「投票率を1位にするメリットは?」
鈴木「これは僕たちの仮説なんですけど、普通は政治に関心が向くから投票率が上がっていくと思うんですけど、逆があるんじゃないかと思うんです。投票率の高い街に住むから政治に関心が向くっていう順番もあるかなと思うんです。国分寺ってちょっと惜しい街ですけど、1位になってたら、そこから政治に関心が向いていく順番もあるんじゃないかなと」
小島「いいですね~」
国分寺市は鈴木弘樹さんらが行った“ある作戦”の効果もあって投票率を5.4ポイント上げ、61.9%になったといいます。どんな“作戦”を行ったのか、聴いてみたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。
鈴木弘樹さんは番組の「大竹メインディッシュ」のコーナーにご出演です。
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