平原綾香、名曲「Jupiter」がもたらしてくれた被災地での感動を語る!
9月1日(木)の「くにまる食堂」(文化放送)に、シンガーソングライターの平原綾香さんが登場! 最初のコーナー「今日のA定食」では、平原さんの永遠の代表曲「Jupiter」にまつわるお話や、平原さんが歌を始めたきっかけなどについてお話しいただいた。
まずは、コーナーの最初に「Jupiter」をおかけして……
野村邦丸アナ「(曲の途中から)この『Jupiter』という曲が、平原綾香さんのデビュー曲で、あれからもう20年近くですね」
平原綾香「もうすぐ(今年の12月17日で)20年ですね」
邦丸「色んなところでこの『Jupiter』を歌って来られたし、先週(8月27・28日)放送があった『24時間テレビ』でも歌われて……泣くよねぇ、アレ!(笑)」
平原「ねえ~(笑)。そうですよね!」
邦丸「今日9月1日は『防災の日』ということで、日本は『災害列島』とも言われているぐらい大きな災害が増えています。綾香さんも被災地という言い方はだんだん僕も馴染まなくなってきちゃったんだけど、被害を受けたところに行かれて、『Jupiter』を歌われるわけですよね?」
平原「はい、色んなところでリクエストしていただいて、歌う機会をいただいたんですけど、やっぱり色んな場所、場所で被害の重さも、あと未来の見え方も違うんですよね。これが、復興すればこのまま歩いて行ける土地もあれば、時が経てば経つほど汚染されちゃって駄目になってしまう土地もある……だから応援するにもどうやって応援していいかわからなくなっちゃって、『頑張って!』なんて軽く言えなくて、私に出来ることは何も無いと思っちゃったんですけど、歌とか音楽が聴きたいと思ってくださったことが、私に出来ることだな~って。逆に、救われた思いで歌わせていただきました。出来ることが、私にもあるのかも知れないって思えたというか」
邦丸「私も取材で宮城行ったり岩手行ったり福島行ったり、そうすると結構言われるんだよ、『平原綾香が来てさ~、Jupiter歌ったんだよ!生だぜ、タダだぜ?(笑)』
平原「良かった~っ!! そんな喜んでいただいて(笑)」
邦丸「そういう話を聞いていると嬉しいよね!」
平原「いや~嬉しいですね。みんなが『頑張ってください』って逆に言って下さるんですよね。なんか応援しに来たのに、逆に応援していただいて帰ってきたような感じが」
邦丸「そういう話聞くよね~」
平原「そう。『これが僕たちが獲った、生き残った海苔です』って言って、海苔をくれたんです。そしたらそこに『NO RAIN, NO RAINBOW』と書いてあって。『雨が降らないと、虹も出ないよ』っていうことわざですけど、『これで頑張るので、平原さん最後の海苔食べてください!』って。そういう時もありましたよ。本当に美味しかったですね」
この後のコーナーでは、フジテレビのドラマ「優しい時間」の主題歌「明日」をアカペラで歌っていただく場面も。邦丸アナやスタッフ、そしてリスナーも号泣したその奇跡の歌声はぜひ、radikoのタイムフリーでお楽しみください!
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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