芸人の飲み会は「売れている人からの誘い」を待つのがマナー!?

芸人の飲み会は「売れている人からの誘い」を待つのがマナー!?

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8月24日の「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーでは「大人の友人関係」にスポットを当てた。

水曜レギュラーの大島育宙は東大卒で漫才師、広告プランナー、コメンテーターなど多方面で活動している。様々な人と交流を持つが「友達づくり」となると難しい面もあるようだ。

大島育宙「いろんなお仕事のコミュニティは並行してあるんですけど、全部でできた『友達になりそうな人』と仕事の話ばかりしてしまうというか。映画関係の人と知り合っても映画の話だけして終わりで、本人のパーソナリティを知らないまま解散、といったことが多くて。芸人も、たとえば『ラジオが好き』で知り合ったヒコロヒーさんらと、ラジオについてのトークイベントをしたんだけど、トークイベントだけの関係みたいな」

西川あやの「『トークイベントだけの関係』って(笑)。深いんだか浅いんだか」

大島「結果的に浅いんですよ。『お仕事』になっていますね。裏でしゃべったり、何もないけど飲みに行ったり、ということが少ない。代表的な例なのか特殊なのかもわからない」

永井玲衣「私も同じような感じかも知れませんね。哲学の仲間と、そもそも『連帯』ってどういうことだと思う? という話しかしない、みたいな」

SNSアプリ・GRAVITY(グラビティ)が友達について行なったアンケートの結果も紹介した。そこでは社会人になってからできた友達との出会いは「職場」「SNS」がかなりの割合を占めていた。

西川「『職場』でいうと大島さんは、芸人さんとよく飲みに行っていますね」

大島「でも各コミュニティで1人ずつ……。ガクヅケ木田とグータンはらだぐらいです」

西川「各コミュニティというのは?」

大島「グータンはらだは学生お笑いの仲間なんですよ。サンミュージックでグータンというコンビを組んでいます。ガクヅケ木田は、怪談のイベントを一緒にやっていたチームがありまして。その中でモグライダーの芝さんとランジャタイの国崎さんが売れて、いなくなっちゃって(笑)。僕と木田で飲んでいる、という」

西川「売れたかどうかという問題もあるわけですね」

大島「芸人は不規則なので『明日、急に番組が決まった』とかもある。『いちばん売れている人からの誘いを待つ』がマナーになるんですね。芝さん、国崎さんに僕から連絡はできないというか。ヒコロヒーさんにも。基本『待ち』の状態になるんですね。そこは特殊」

西川「永井さんは哲学研究者同士でプライベートは?」

永井「メチャクチャ飲み会しますよ、みんな寂しがりやなので。哲学研究者って孤独になると研究も『詰んじゃう』ところが大きいんですよ」

大島「ヒントがほしいというか」

永井「そう。共同的な作業なのでひとりになるとまずい。単に寂しがり、というのもあります。よく会いますけど、それも難しくて。誰かが本を出した、誰かが大学に就職した、そうなるとひがみあって『もうあいつとは飲めないな』とか(笑)」

大島「そこは芸人と『逆』かもしれない。(芸人は売れた人に)『連れていってくださいよ!』みたいな。おごってくれる国崎さんとかは『友達』ではなく、『先輩』なんですよ。上司、先輩ではない『友達』という枠を考えたいです」

このあとは大島にオススメの友達づくりの方法として、オンラインゲームのボイスチャット機能や、マッチングアプリなどを紹介した。

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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