昆虫食も現地のごちそう!? 『世界珍食紀行』著者・山田七絵さんが語る

昆虫食も現地のごちそう!? 『世界珍食紀行』著者・山田七絵さんが語る

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8月24日「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)、大竹メインディッシュのコーナーにアジア経済研究所の研究員、山田七絵さんが登場した。アジアの美味、珍味などをまとめた『世界珍食紀行』の著者でもある山田さんが、これまでに体験してきた料理について語ってくれた。

大竹まこと「(『世界珍食紀行』の)帯に、食べたものが書いてあります。カブトムシ、牛の鼻、ウミヘビ、タマゴコーヒー、臭豆腐、イリシカレー、馬乳、臓物スープ、ウガリ、森林ネズミ、モルモット、アジャカ……」

山田七絵「イリシカレーはバングラデシュの、魚の入ったカレーですね。アジャカはベネズエラのクリスマスのごちそうなんだそうです」

大竹「なんでも食べられるタイプなんですか?」

山田「研究所の人は『人による』んですけど、私は外見にとらわれず、とりあえずトライするタイプで」

アジア経済研究所(アジ研)にて中国を研究している山田さん、農村調査で中国の山東省に長期滞在した際、現地で虫料理を出されたこともあるという。

山田「外国人ということで歓迎されるんですけど、そこで『いいものを出そう』と虫料理とかが出てきます(笑)」

壇蜜「ごちそうなんですね?」

山田「はい。たぶん高いモノなので、歓迎してくれていると思うんですけど。虫はいろいろあって、芋虫っぽいものやセミ、虫じゃないけどサソリみたいなものも宴会料理で出てきましたね。サソリは素揚げで形が残っている感じで。体にいい、という位置づけで出てくるんだと思います」

大竹「芋虫はどうやって出てくるんですか?」

山田「野菜とかと炒めた感じの料理ですかね、炒め物が多いです」

大竹「食べるのに抵抗はない?」

山田「向こうは熱心に勧めててくるので失礼のないように食べるんですけど、ものによっては口に合わないこともあります(笑)」

壇蜜「韓国とか中国とかでも、虫でも貴重なタンパク源といわれて。日本でもイナゴを食べたり、ハチの子食べたり……」

大竹「向こうからすれば、日本もとんでもないもの食べている、と思われているかもしれないからね。納豆とかいろいろあるし」

山田「断っておくと、(中華料理は)基本的に全部おいしい。肉とか魚とかたくさん出ます!」

ほかにも中国滞在時のエピソードや、『世界珍食紀行』で紹介した数々の料理についての説明などを聴かせてくれた。大竹、壇蜜も自身が食べてきたものを思い出すなど、珍味トークに花が咲いた。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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