元Rまにあ・しゅくはじめが「電波少年」の過酷な日々を語る

元Rまにあ・しゅくはじめが「電波少年」の過酷な日々を語る

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8月23日の「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー、「10時のおとなりさん」に、タレントのしゅくはじめさんが登場!しゅくさんがお笑いコンビ R(ロッコツ)まにあ時代におよそ1年半にわたって出演した日本テレビ「進ぬ!電波少年」の過酷な企画の裏話を披露してくれた。

高橋優「しゅくさんといえば『電波少年』がどうしても気になるんですが」

坂口愛美アナ「ちょっと企画を簡単に説明しますと、まず『電波少年的無人島脱出』は、番組のTプロデューサーに「メシでもどうだ?」と声をかけられ、そのまま連れ去られた場所は無人島でした。ゴールの条件は『自分達でイカダを作って島を脱出し、自分たち以外の人間に会うこと』。イカダでの脱出は4か月でクリアしますが、今度は『電波少年的スワンの旅』に続きます。ゴール直後、愛媛からスワンボートで東京まで帰る羽目になったと」

しゅくはじめ「そうですそうです!」

坂口「さらに『電波少年的スワンの旅 in the World』が始まりまして、スワンボートで仙台まで辿り着いたお2人は、スワンボートに再び乗ってインドからインドネシアまで10ヵ月もかけて旅をされました」

高橋「当時のことをアンケートに書いていただいて、全部気になるんですけど『無人島でのサバイバルでスタッフさんが本当にいない』というのは?」

しゅく「これ本当に、今だったらありえないと思うんですけど、連れて行かれた無人島で、『こういう企画があるけどやるかやらないか?』って聞かれて、『やります』って言ったんですよ。そしたら『わかった!じゃあ俺たち帰るから』って本当に帰ったんです。最後スタッフさんが船の上から手を振りながら『面白くなかったらオンエアー無いからな~!』って叫んだんです。『どうしよう!?』って思ってリュックを開けたら、カメラが入ってるんですよ。これ、自分たちで撮るんだ!っていうことで、それで『無人島脱出』の映像はすべて私が撮ってます」

高橋「うわ~っ!……オンエアーになってる部分は観ている方もいらっしゃると思うんですけど、そうじゃないところで実際に危ないとか、色んなことがあったようですね?」

しゅく「正直、何度も命の危険には晒されてます。例えば無人島で、今思うと愛媛県の島なんですけど、船で収穫したミカンを運ぶ時にポロポロ海に落ちたものが、浮かんでるんですよ。相方は泳げないんで、僕がミカンを取りに行こうとして平泳ぎで泳いでいましたら、急に体が動かなくなったんです。何かな?って思ったら、足にひじきが絡まってまして」

坂口「ひじき!?」

しゅく「ひじきって居酒屋さんで小鉢とかに入ってるイメージですけど、自然のひじきって、モンスターみたいな根っこのド太いものがボーン!と海の中で生えてるんです。それが足に絡まって動けなくて、そこにちょうど満潮の時間が重なって、『このまま溺れて死ぬのかな~』と思って気を失いかけた時に相方が『ミカンに負けるな!ミカンに負けるな!』みたいなエールを送ってきたんですよ」

坂口「ミカンって……ひじきに負けてるのに」

しゅく「向こうもテンションが上がって、ミカンには負けてないんですよ、別に(笑)。で、その声で我に返って落ち着いて、ひじきをほどいて帰還したんですけども、あやうく『死因がひじき』になるところでした」

高橋「危ない!!生きてて良かった~」

しゅく「そういうことが結構カメラを撮ってないところでもありました。要は無人島生活の102日間、24時間寝てる間も何かに襲われるんじゃないかというサバイバルをしているんですけど、オンエアーでは多分5~6分だと思うので、ほとんどが裏の場面というか。あと、

スタッフさんが10日にいっぺんぐらい、バッテリー交換に来るんですよ。その時も何か食べ物をくれるわけではないし、多分生きてるかどうかだけを確認して、スッと帰るっていう。外の状態が何もわからないから、ちょっとした絶望感も凄いあったというか」

その他、満月の夜には小さなカニが大量に獲れた話や、スワンボートにサメやワニがついて来て生きた心地がしなかったというお話など、衝撃的な裏話が次々に飛び出した。

「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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