突然Googleアカウントが凍結された!? リモート診断に使った子供の写真が原因
8月23日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、子供の写真をアップロードした親のGoogleアカウントが凍結された件が取り上げられ、火曜コメンテーターで上武大学教授の田中秀臣氏と寺島尚正アナウンサーが意見を交わした。
プライベートな写真のアップロードに要注意
アカウントを凍結された親は、幼い息子の男性器が腫れ上がり痛がっていたため、リモートで医師の診察を受ける際の資料として患部の写真を数枚撮影し、Googleアカウントにアップロードした。写真のおかげで、診察を受けた息子は抗生物質を処方され、痛みも引いたが、その2日後にポリシー違反としてGoogleアカウントを無効化されたという。
アカウントの凍結に、田中氏は「またアカウント、作ればいいんじゃないですかね」と冷静にコメント。
Google社は現在、自動化された審査と人間の目視による審査を組み合わせて、児童性虐待記録物(CSAM : Child Sexual Abuse Material)撲滅に取り組んでいる。今回の件は児童性虐待記録物に該当するとGoogle側に誤認されたのが原因のようだ。
また、この件についてGoogle側の説明によると、患部に発疹や赤みが検出されなかったことや、その6か月前に幼児が裸の女性とベッドに寝ている映像が見つかったことが問題視され、アカウントを凍結したとのことだった。
こうした説明について、寺島アナは「おそらく母親と息子の幸せそうな瞬間を記録したものではないかと思われますが、困っちゃいますね」と、困惑した様子。田中氏はこれに、「プライベートな写真を気軽にスマホで保存できなくなりそうですね」と、プライベートな写真のアップロード先や管理方法に懸念を示した。
「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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