「全裸監督」脚本の山田能龍が人気脚本家になるまでの道のり
8月11日の「おとなりさん」(文化放送)はドラマ「全裸監督」の脚本などを手掛けた脚本家・演出家の山田能龍さんを迎え、人気脚本家になるまでの道のりを伺った。
高山一実「山田さんは劇団山田ジャパンを主宰されてますけど、これって決意がいることじゃないですか? どういう流れで作ることになったんですか?」
山田能龍「元々たけし軍団のダンカンさんが劇団をやっていて、僕はそこの劇団員でした。ダンカンさんと車で移動する時に、街の人を見て“あの二人不倫してるね”とかダンカンさんが言ってくるんですね。それに合わせて会話する遊びをしていて、そこで物語を考える癖が付いてきたんでしょうね。劇団では、自分が脚本を書いたり、演出するようになったりして、いろいろ学んだんですけど、そういうことをやってる時に自分でやりたいなっていう気持ちが芽生えてきてやったというのがあるかもしれないです」
文化放送・山田弥希寿アナ「山田孝之さん主演のドラマ“全裸監督”を担当するまでにはどんな流れがあったんですか?」
山田能龍「いろいろジャブはあったんですけど、決定的なのは劇団の公演に映画監督の藤井 道人が見に来たこと。当時、名もなき僕と藤井だったと思うんですけど、舞台を見に来て面白いと思ってくれて、たまたま藤井がネットフリックスと民放局の掛け合わせたドラマを監督するとなって、絶対この人に書いて欲しいということがあったという感じです。それが、“100万円の女たち”というドラマなんですけど」
高山「へ~」
山田能龍「で、その時、ネットフリックスのスタッフがいるわけですよね。言葉選ばずに言うと、その僕が良かったんでしょうね」
高山「あはははははは」
山田能龍「しっかりと面白かったんでしょうね。それで、全裸監督に招集されたって感じです」
山田アナ「今後作りたい作品はいかがですか?」
山田能龍「全裸、全裸って言われるのも今は嫌なんですけど、その後もたくさんやってるので。だけど、配信元年っていわれて民放局から座標が動いた。そういう時代の曲がり角みたいなところにある作品に関わりたいというのはあります」
高山「ぜひ切り開いていって欲しいです」
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