1970~80年代の日本のポップスがアメリカで流行
今、シティポップと呼ばれる1970~80年代の日本の音楽がアメリカで流行している。8月9日の「くにまる食堂(文化放送)」では、ライターで選曲家の栗本斉氏に何故そんなことが起きているのか現象を語ってもらった。
野村邦丸アナ「今日は“夏のシティポップコレクション”と題しまして栗本斉さんにオススメの夏のシティポップと、その魅力を語っていただきます」
栗本「はい」
邦丸「そもそもシティポップとは1970~80年代の日本のアーティストによる洗練されたJ-POPの集大成みたいなものなんですか?」
栗本「そうですね。シティポップという言葉自体は後付けなんで、その当時リアルタイムではなかった言葉なんですよ。それなので、今思えばシティポップかな~?ぐらいな感じだと思います」
邦丸「これが日本というよりは、アジア、そして元々シティポップのルーツであろうというアメリカ、それもウエストコースト、それから中南米でも、とんでもなく今、流行っているそうですね?」
栗本「この間、アメリカ帰りの人に話を聞いたら、レコードショップで普通に達郎さんとかユーミンのレコードが並んでるって聞いて『えー!』って思いましたけどね」
邦丸「もとを正せば達郎さんもそうですけど、当時の日本のアーティストってアメリカのウエストコーストサウンドに影響されていたわけですよね?」
栗本「そうです」
邦丸「それが今、逆輸入?」
栗本「そういうことになりますね」
邦丸「(笑)わっかんないね~!」
栗本「本当に面白い現象だと思いますね」
番組では栗本斉さんオススメのシティポップをたくさん聴いてもらっています。聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお楽しみ下さい。
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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