視神経を刺激するほど大きな脳動脈瘤で命の危機…61歳になったDJ KOOが衝撃の開頭手術を振り返る
8月8日の大竹まことゴールデンラジオは、今日61歳の誕生日を迎えたDJ KOOさんが出演。命を救った大手術と大きく変わった人生観について伺った。
DJ KOO「ちょうど5年前に、ある番組の「脳ドックスペシャル」みたいな企画に出たんです。それまでそういう検査は一切やったことなかったんですけど、番組の企画で脳ドックを受けたら脳動脈瘤が発見されて、普通だと2.4mmぐらいあったら即手術なんですが僕の場合は9.8mmあったんです。もう目の視神経を刺激してて、このままだと命の保証はないと言われて番組が騒然としちゃって、僕も一週間先の自分の存在が分かんなくなっちゃったんです。それで結局、頭半分を開頭する大手術をしたんです。そこで人生が変わりましたね。」
大竹まこと「そのとき、娘さんはおいくつでした?」
KOO「17歳です、高校生でした。」
大竹「ご家族はびっくりしたでしょう?」
KOO「番組終が終わって車の中から「脳動脈瘤がある」と電話して帰ったら、奥さんも娘もネットとかで調べて「これ大変だよ」って。とにかく手術をしなくちゃいけなないし、早くしないと危ないって。その日から家族の笑いが消えましたね。」
大竹「それから手術まで期間はどのぐらい?」
KOO「2~3日でした。その番組には札幌の禎心会病院という有名な病院の先生が出ていらして、その先生の所に行って手術をしたんです。新しい命を頂いたようなものなので、これからは、こういう病気になっても手術をして元気になれた姿を見せていくことがライフワークなんだと考えが変わりました。」
大竹「噂では、その番組は状態が悪いとオンエアしないとかペンディングにするとか聞いたことがあるんだけど、そうじゃなかった?」
KOO「僕がもうそのままリアルです。そのあと誰もひな壇の方がコメントしなくなっちゃいました。」
大竹「それでオンエアはしたんですか?」
KOO「しましたけど、オンエアでは退院して元気になった姿まで合わせてお見せしたんです。大変な病気でも早期発見、早期治療をすれば元気になりますよっていうことを皆さんにお伝えしました。その翌年の娘の誕生日に家族で食事をしたんですけれど、娘がぽつんと「あの番組でパパにもし動脈瘤が見つかってなかったら、今年はママと二人だけだったんじゃないかと思うと…良かったよね」って言ってくれたんです。今まではかっこよくDJをやるというスタイルだったんですけど、病気以降は元気を出してもらうためにDJをしたり、バラエティに出させていただいたりする、ということが自身の根本に備わってきました。」
大竹「それまでどんな人生だった?めっちゃくちゃでしょ?」
KOO「僕、18ぐらいからDJをずっとディスコとかでやってて、寝ようが寝まいがずっとイエイイエイ!みたいな感じだったんですが、大反省ですよ。寝る前に●●、翌朝は●●だったんですけど、これはダメです!」
若きDJ KOOさんはどんな荒れた生活をしていたのか?気になる方はradikoのタイムフリー機能でご確認下さい。
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