大竹まこと「受診目安は早期発見・早期治療のへったくれもない」
8月4日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、新型コロナウィルスの第7波について取り上げた。医療逼迫を防ぐための受診目安や、感染症法の分類などが話題となった。
新型コロナウィルス感染拡大による医療逼迫を防ぐため、学会から受診目安が公表された。
「37.5℃以上の熱が4日以上続いた場合」。これは政府が2020年に掲げた目安であり、感染者が受診を躊躇って重症化する事例があったということで、当時取り下げられた内容でもある。
大竹まこと「医療が逼迫してるのは分かるし、崩壊してほしくはないけど。重症化する人が少なくなってるとはいえ『重症化したら受診に来てください』と受け取れなくもないわけだよね。乳がんの治療なんかだと『早期発見・早期治療が一番大事』って言ってるわけじゃん。37.5℃×4日って……早期発見も早期治療もへったくれもないじゃん」
大竹は「前から思ってるんだけど、どこを守っているのか分からない」と憤る。
大竹「この番組で言ったかは知らないけど、開業医の人は(診療所で患者を)診られないわけなんだから、大きな病院に行って働いてもらうとか。そこは人が足りないんだから。色々な手を考えるべきだよね」
また、感染症法の分類についても議論が続く。
新型コロナウィルス感染症を、2類から5類に変更しようという声が上がり続けているが――
大竹「2類から5類になったら、医療費負担もかかるわけじゃない。そこを『なんとかします』って。今までやってた通り、公費が大きく使われますよとかさ。色々なことを手段として出してくれればいいのにさ、ここに来て前に戻ったような議論は……ちょっと納得てきませんね」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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