浦沢直樹、ドイツ大使公邸に招かれる…高田「大使は話したこともないし、マグマ大使も見たことない」
8月7日の「純次と直樹」(文化放送)は、
オープニングトークで浦沢直樹がドイツ大使の公邸に招かれた話を高田純次に話した。
高田「最近、ドイツ大使館に行ったんだって?」
浦沢「あまり最近の話ではないです。7月の話です」
高田「じゃあ、最近の話です。うちらの中では今月中にあったことはみんな最近の話ですから。それで、どうして行ったの?」
浦沢「僕、マックス&モーリッツ賞の生涯功労賞をいただいたんですよ」
高田「ドイツの賞でしょ」
浦沢「それで、ドイツ大使がお祝いするのでいらっしゃいって言ってくれて。大使の公邸、住んでるお宅に呼ばれたんです。それが、すごかった。広大な感じ。日本人も見たことない日本庭園がありました。鐘撞き堂もあって、撞いてみてくださいって言われて思いっきり撞いたら、近所の人がびっくりするくらいの音が鳴っちゃって。大使の人はとても優しい方でした」
高田「大使の人は話したこともないし、マグマ大使も見たことないな~」
浦沢「マックス&モーリッツ賞っていう文学賞みたいなものをいただいたんですけど、大使に“この賞知ってる?”って聞かれて、“僕、勉強不足で詳しくないんですけど”って言ったら、大使が書斎からモーリッツさんの本を取り出して、見せてくれるんです。それで、僕の“MONSTER”という漫画で描いた名前のない怪物にそっくりなんですよ。本の内容は、ブラックで最後は皮肉たっぷりの怖い話なんです。グリム童話なんかも本当のグリム童話は結末がブラックな感じですよね」
高田「怖いらしいね。普通の話じゃつまんないからね」
浦沢「僕がなんでこの賞をいただいたのかよくわかりました」
「純次と直樹」は日曜夕方5時から、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。