雨量は増えている?減っている?答えはどちらもNO
様々な社会課題や未来予想に対してイノベーションをキーワードに経営学者・入山章栄さんが様々なジャンルのトップランナーたちとディスカッションする番組・文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」。
2022年7月25日、8月1日の放送では、スパイスファクトリー株式会社取締役CSO・流郷綾乃さん、水ジャーナリスト・橋本淳司さんをお招きし「水ビジネスは、世界に何をもたらすのか」をテーマに熱いトークが繰り広げられました。気候変動は水にどのように影響しているのかという話題になり…
橋本:世界の水は偏ってあります。元々、水の多いところは、どんどん雲ができて雨量が多くなる。反対に、水の少ないところは、どんどん水が蒸発して干ばつが起きてしまう。雨の多いところは、より多くなり、少ない地域は、より少なくなっている。極端になっています。さらに、水の恵みに対するビジネスはあるけど、水の脅威を和らげるビジネスも必要です。
入山:水が足りないところは、より足りないから、なんとか水を回さないといけない。一方、水が多すぎて、それが色んな課題を生んでいるところもあるんですね。このお話、流郷さんいかがでしょうか?
流郷:脱炭素化の連携協定を組んでいる広島県呉市とか、例年豪雨の災害で大変ですよね。(水が多すぎて生まれる課題を解決するために)だから水素のインフラを作って、電気を貯蔵しておく状態を作りたいというお話を呉市の方とお話しています。
入山:日本でもそういう影響が出てきているんですね。
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ゲスト紹介
流郷綾乃さん
ベンチャー企業の広報として活躍後、フリーランスの広報として独立。企業の大きさを問わず、企業イメージの構築からマーケティングまで一貫した広報戦略コンサルティングを提供。2017年には、昆虫テック企業「ムスカ」の執行役員として経営参画し、2018年には、代表取締役暫定CEOに就任。2020年に退社され、現在は、スパイスファクトリー株式会社 取締役CSOや株式会社SPACE WALKERの顧問・経営企画室・PR・サステナブル推進に就任。
橋本淳司さん
国内外を歩き、水問題やその解決方法を、さまざまなメディアで発信。現在は、武蔵野大学客員教授、東京財団政策研究所「未来の水ビジョン」プログラム研究主幹、NPO法人地域水道支援センター理事などを兼任。主な著書に『水辺のワンダー 世界を旅して未来を考えた』。
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この記事の番組情報
浜松町Innovation Culture Cafe
月 19:00~19:30
浜松町の路地裏にひっそりと佇むカフェ「浜松町Innovation Culture Cafe」 経営学に詳しいマスターが営むこのお店には、様々なジャンルのクリエ…