中元日芽香が考える時間の楽しい使い方とは…「時間ができると何もしていない自分に焦点が当たってしまう。私も20代前半でそんなことばかり考えていた」
『中元日芽香の「な」』が、8月1日(月)午前7時に更新され、時間の使い方や、心を病んだ人をサポートする際の心持に関するメールでのお悩み相談に答えた。
電話での悩み相談が苦手な方に向けて、メールでのお悩み相談も募集しているという中元日芽香の「な」。
今回、まず中元が回答したのは19歳からの時間の使い方に関するお悩み。
『最近人生に楽しみを感じず、趣味に逃げている。今度教習所に通うので、それ以降多少は忙しくなるが、今が暇すぎて苦痛。どうしたらいいですか?』
「時間ができると何もしていない自分に焦点が当たってしまう。19歳の今しかできないことがあるんじゃないかとか考えてしまいそう。私も20代前半でそんなことばかり考えていた。聴いている人の中には、人生の楽しみについて考えたことがない人がいれば、ずっと考えている人もいると思う。私は後者。私が思うのは楽しさっていくつか種類がある。些細なことから得られる楽しさとか、人とかかわることで得られる楽しさとか、仕事や勉強などの辛いことを終えた後の達成感を伴った楽しさとか色々ある。自分にとって今どれが必要なのか、自分が求めている楽しさの種類について考えてみると何か見えてくるかもしれない」
心を病んだ方をサポートしたいという相談にも、中元は答えてくれた。
『恋人がいるが、少し前から連絡や会う頻度が落ち、嫌な想像をしていたが、恋人から実は心の病気になってしまったとカミングアウトされた。心を病んだ方をサポートするためには、どのような心持でいれば良いか』
「サポートする際の心持について、相手がどの程度情報を共有したいと思っているのか。心の病は診断されたことに対して、肯定的にとらえられる方ばかりではない。診断名とか心身の状況とか、原因とか、それをグイグイ聞き出そうとすると相手も戸惑ってしまう。今のスタンスとしては、私はあなたの味方ですよ。何か力になれることがあったらなりたいよと伝えてあげることがまずは良いのかな。自己嫌悪に陥る必要は全くなくて、お相手との親密度が高くて大切な存在だからこそ、距離が離れたら心配だろうし、その気持ち自体を否定する必要はない。こちらは力になりたいと思っていても、相手側は何かをしてもらうのもきつい時がある。私も一番しんどい時はスマホの電源を落としたりしていた。自分の精神状態を保つために、自分が楽しいこととか心が喜ぶこと、一人で完結できることをやってみたらいい。時間が経ってお相手から連絡がくるといいですね」
その他、中元がしている暑さ対策について尋ねた質問のお便りも取り上げている。こちらは、是非Spotifyで確認して欲しい。
『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
「過去の配信分もこちらから聴けます」
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Profile
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1996年4月13日生まれ。広島県出身。早稲田大学在学中。 日本推進カウンセラー協会認定、心理カウンセラー&メンタルトレーナー。 2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。 自身の経験から、心理カウンセラーになることを決意。グループ卒業後、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設し心理カウンセラーとして活動を始め現在に至る。