ちょんまげ姿で会場から締め出し?元宝塚トップの一路真輝が明かす冷や汗ものの大失敗
去年延期した「40周年記念コンサート」を今年10月に開催を予定している、元宝塚歌劇団・雪組トップスター の一路真輝さんが、7月25日の「くにまる食堂」にご来店。宝塚時代に経験した、今でも冷や汗が出てくるエピソードを話していただいた。
野村邦丸アナ「一路さんは宝塚音楽学校に入り最終的に雪組トップスターになっていくわけですが、その公演で今思い出しても冷や汗が出るような事があったんですって?」
一路真輝「宝塚の全国ツアーで、時代劇のお殿様の役をやりまして。裃(かみしも)ってわかります?」
邦丸「いわゆる殿中のシーンとかでよく見る衣装ですね。」
一路「それを着て頭もちょんまげにして。で、ある会場がお城の真ん前にある市民会館だったんですね。楽屋の裏の扉を開けたら本当に石垣があってお城があるんですよ。「これはお衣装で写真が撮りたいな」と、出番まで2~30分空いてる時間があったので「みんな写真を撮ろう」って外に出たんです。そして撮影して帰ろうと思ったら扉が閉まって入れなくなっちゃったんですよ。」
邦丸(笑)
一路「どうしよう!ってなって、みんな時代劇の格好のまま、会館の周りをぐる~って回って。」
邦丸「正面に行った?」
一路「そう、もう開演しているからお客様はいないんですけど、まだ切符を切るお姉さん達が残ってて、目で追いかけられるのを「すいませーん!」って突破して。脇にある楽屋口への扉に走って、もう裃の端っこがドアにバンバン当たりながら舞台袖に着いたら、出番だったんです。もう息も上がってるし、それでそろりそろりって出ていく自分も可笑しいし、これは劇団にバレたら絶対怒られるんだろうなと黙ってたんですけど、もう時効だと思っていろんなところで話してるんです。」
邦丸「その写真は残ってるんですか?」
一路「この間、実家に帰ったので一生懸命探したんですけど見つからないんですよ。だから慌ててカメラを誰かがどこかに落として来ちゃったのかもしれません。あれは本当に冷や汗かきました。その写真はいつか見つけます。」(笑)
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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