【西武】辻監督インタビュー…前半戦最後の3 試合、源田も戻ってラストスパートだ!

【西武】辻監督インタビュー…前半戦最後の3 試合、源田も戻ってラストスパートだ!

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7月22日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームの東北楽天ゴールデンイーグルス15回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの辻発彦監督にインタビュー。前半戦最後の3試合に臨む意気込みを、力強く語った。

――オールスター前の9連戦、いよいよ今日からベルーナドームのラスト3試合となったが、ここまでの選手たちの戦いぶりは監督としてどう見る?

辻「そうですね、移動も入って大変な9連戦ですけどね。まあ考えてみましたら本当に、ライオンズだけですもんね、9連戦は(笑)」

――9連戦、タフに戦い抜きたいところ。

辻「オールスターブレイクまで今日から3試合ですから、せめてオールスターまでには本当に借金0でという目標を掲げてね、それまでに選手たちが頑張ってくれたからこれだけまだ貯金があるわけですから。良くも悪くも本当に選手たちが頑張ってくれてる結果だと思いますよ」

――まだ順位どうこうというのはもっと先の話だと思うが、1位ホークスから5位バファローズまで5チームが3.5ゲーム差という大混戦!

辻「熱パになってきましたねえ!」

――昨日までのマリーンズ戦3連戦は残念ながら3連敗となってしまったが、個々で見ると鈴木将平選手が1番としていい働きをしていた。

辻「いや本当にいい感じで振ってますよ。ちょっと調子を落としていた川越も良くなってきましたし、愛斗がね、相変わらずしつこく内容が非常にいいんで、外野手争いでオグレディが出られない形になっていますけど、そういう競争意識が強くね、特に外野手はなっていると思います」

――ああやって1番がいい形で出塁すると、その後にいい流れで繋がるっていうのもあると。

辻「やっぱりそうですね、ヨーイドン!でこれから行くぞっていう時に、いきなりヒットを打ってくれると『よし!行けるぞっ!』って気持ちになりますからね。特にビジターっていう形になると1番バッターはいきなり打席に立つわけですから、非常にチームに勢いをつけてくれますね。悲惨な結果に終わるとね、『ウーン!』ってなることもありますけど、それが1番バッターの宿命であって、大きな仕事だと思います」

――一方で昨日、一昨日と2試合連続でベンチ入りを外れた森友哉捕手の状態が気にかかるが?

辻「ちょっと投げるのにはもうちょっとかなっていうところなんで、振る方は本人行けるって言うんで、今日はDHで行かせます」

――それはファンも心配していたので、朗報かと。そして、源田選手がグラウンドにいるのを目撃したが……?

辻「いや今日は先発で行きますよ!今日から復帰します」

――コロナで離脱ということだったが、そこもクリアしたと?

辻「そうですねえ、本当にあと前半戦も3試合なんでね、まあちょっとショートで苦労して、まあ滝澤まで居なくなって、ちょっと守りに不安があって結果的にミスが出てそこから失点したりとかね、内容的に悪かったですけど、源田にはね、なかなか実戦が無かったんで。打つ方はちょっと問題かとは思いますが、まあバットは振れますから、あとは守りでしっかり引っ張って貰いたいなと思ってます」

――今日の先発は渡邉勇太朗投手。4月3日以来の1軍先発となるが、当初は9連戦中5日で高橋光成投手が来るのではと思ったが。

辻「まあ正直な話、佐藤で行こうか、隅田で行こうかと思ってましたが、でも2人がコロナで陽性になったわけですから、ここで渡邊に大きなチャンスが回ってきた。これをどういう風に自分が活かすかですから。彼の気持ちひとつだと思います。その投げっぷりに今日は期待しているんですけどね」

※インタビュアー:文化放送・高橋将市アナウンサー

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