MBC釆野吉洋アナが登場。飾らない関西弁で鹿児島のリスナーからも支持を得る

MBC釆野吉洋アナが登場。飾らない関西弁で鹿児島のリスナーからも支持を得る

Share

7月22日の「おとなりさん」(文化放送)、午前9時台『教えて!全国☆ラジオスター』のコーナーに鹿児島・MBCラジオの釆野吉洋アナウンサーが登場した。釆野アナはMBC開局当初からおよそ70年続く長寿番組『城山スズメ』(平日午後1時30分~4時40分)の現パーソナリティを務めている。

釆野アナを紹介すると、「おとなりさん」金曜担当の山根良顕はその声を絶賛する。

山根良顕「何か心がけているんですか? 挨拶がテンポと、トーンともに、すごくいいなと」

釆野吉洋「いやもうトシなものですから。ゆっくりしたテンポに自然となってきたんじゃないでしょうか(笑)」

鹿児島でアナウンサーを務める釆野アナだが、出身は滋賀県。ラジオで関西弁が出ることも多いが、それも好評を得ているようだ。

山根「(長くいると)鹿児島弁になっちゃうんじゃないんですか?」

釆野「住んで40年になりますけど、鹿児島弁は難しい。ある程度、聞き取りはできるんですけど、しゃべるとなるとエセ鹿児島弁ですね……」

山根「大河ドラマを観ていても『せごどん』(の鹿児島弁、)わからなかったもん。でもウソの鹿児島弁より、本来の言葉のほうが響くんだろうね」

釆野「そのとおりです。関西弁も方言が強いもんですから、なかなか抜けまへん(笑)。放送中に興が乗ってくると関西弁になってきまして。飾らないのがいちばんですね」

山根「鹿児島の人も、そこを寄せてくるより、本音でしゃべってくれたほうが気持ちいいんだろうね」

釆野アナが現在63歳というベテランなだけあって、「現在50代で、高校生時代に聴いていた」「釆野アナの番組でラジオを知った」というリスナーもいるようだ。そして「城山スズメ」は日替わりコーナーがあり、いまは「木曜の戯れ川柳」に最も投稿が集まっているという。

山根「送ってくるのは何歳ぐらいの方が多いんですか?」

釆野「私とだいたい同じぐらいの方に響くんでしょうね。60代が中心ですけど、30代から、80代ぐらいの方までいます。いま鹿児島も夏休みに入りましたので、小学生の子たちからも来ます」

山根「小学生から川柳が?」

釆野「川柳もですが、夏休み中の出来事とかも書いてあります。楽しいですね。この間、小学2年生の子から『釆野のおじちゃん、人生100年時代へようこそ!』というおたよりが届きました(笑)」

ハプニングについて聞くと、釆野アナは「毎日あります(笑)」と答える。時刻を言い間違えてリスナーからツッコまれたり、曲をかけ間違えたり、といったことが起きているようだ。

釆野「村下孝蔵さんの『踊り子』にリクエストをいただいて『どうぞ!』と言ったら、『あなたにあげたいメロンジュース!』と(笑)、HKT48の『メロンジュース』が始まったこともあります。スタッフみんなコケて、リスナーの皆さんもコケて。笑っていただけたので助かりました」

山根「曲が幅広いというか。最近のアニメソング、演歌もかけるから、ミスしたときの振れ幅も大きい(笑)」

釆野「大きいですね。『兄弟船』と言っているのに、『呪術廻戦』の『廻廻奇譚』がかかるよなもので(笑)」

「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

で開く

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

NOW ON AIR
ページTOPへ