コトバの達人に学ぶ 語彙力UP術
語彙力をつけるのにはどうすればよいのか?7月19日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」では、ジャーナリストの青木理、東大卒芸人の大島育宙に語彙力を増やす方法を聞いた。
西川「二人は語彙力に関して、かなりの上級者ですが、語彙力をつけるためにどういうところを意識されていますか?」
大島「僕はこういうお仕事をする前、子ども時代から語彙マニアみたいなところがありました。小学校が特殊な教育をする実験校だったんです。そこで天声人語の書き写しを大量にやらされていて…」
西川「朝日新聞の?」
大島「そうです。わからない言葉ばっかりですから、それを辞書で調べたりしていました。あと類語辞典を小学校の時に買ってもらいまして、作文とか読書感想文を書いたりする時とかに『面白かった』って書くんじゃなくて『趣深かった』とか、書くための武器として使ってました」
西川「そんな小学生いるんだ」
大島「だから辞書引くのは大事なことだと思っていて今も気になった言葉はすぐにスマホで検索します。1日100回くらい検索してますね」
西川「そうなんですね。青木さんはどうですか?」
青木「僕は今はラジオで喋っているけど、元々はものを書くのが仕事ですから。ものを書く時って本当冗談ではなく一言が出なくて2~3時間のたうち回ったりすることも珍しくないし、大島さんが小学生の頃から使っていたと聞いてビックリしましたけど、類語辞典っていうのも僕はこの仕事始めてからすぐに買いました。今は類語辞典って便利でネットでもあるんですけど、この類語辞典はどんな時に使うかっていうと、同じ文章の中に同じ言葉、単語が何度も出てくるっていうのはカッコ悪いわけですよ。そんな時に類語辞典引いて違う表現を調べたり、それでも出てこなくて、散歩に行って言葉を見つけてきたりなんてことは、しょっちゅうありますよ」
西川「へぇ~」
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