「日芽香セレクション」中元日芽香が語る禅とスヌーピーで心をととのえる方法「読む人の心のモヤモヤをどうにかするヒントがこの本に詰まっている」
『中元日芽香の「な」』が、7月18日(月)午前7時に更新され、「日芽香セレクション」のコーナーで中元が触れた映画や本、漫画から生き方や考え方、カウンセリングのヒントになるかもという作品について紹介した。
今回、中元が紹介したのは、『心をととのえるスヌーピー: 悩みが消えていく禅の言葉』という書籍。この本の作者は3人。まず、スヌーピーが描かれている漫画『ピーナッツ』を手掛けた作者がチャールズ・M・シュルツ。その翻訳をしたのが詩人の谷川俊太郎。そして監修をしたのが、住職である枡野俊明だという。
そして、スヌーピーや禅についてどの程度知識がある状態でこの本に触れたのか、この本を知ったきっかけは何か、中元がまず話してくれた。
「この本を紹介するにあたってまず前提を話しておくと、禅の知識はほとんどありません。そして、漫画ピーナッツもキャラクターは何人か知っていて、スヌーピーは知っていた程度で漫画自体は読んだことがなかった。ただ心理学や哲学を勉強しているとスヌーピーを、たとえで紹介されることがある。それで以前から興味は持っていて、ライナスっていうキャラクターが私の推しメン。常に毛布を持っている子。小さな哲学者って言われてたかな?で、この本を知ったきっかけは電車の車内広告。電車乗ってて広告を見て心を整えるも気になるし、スヌーピーも気になるし、悩みが消えていく禅の言葉も気になる、帯にも紹介されているけれど「実はスヌーピーは読む座禅」というキーワードも気になって、今回手にとってみた」
中元は、この本を読むにあたって、たくさんの付箋を貼っているという。それは何故か。
「私の読み方を少しお話しすると付箋がいっぱい貼ってあります。これは、なるほどとかへーっていう思った印象的な禅語やエピソードをチェックするような感覚で読みました。基本的に見開きのページの左ページに禅語の解説。右ページに漫画というような感じでどんどん禅語が紹介されている。なので、禅の初心者でもピーナッツのわかりやすいエピソードとともに前後が解説されているので、スーッと心に入ってきてわかりやすいし、読むの疲れたら自分のタイミングで中断もしやすい。そして心を整えるっていうタイトルもありますが、禅の教えを受けてなんかこう背筋が伸びるようなというか。悩みに対してこのように捉えることもできるよねって提案してくれるようなそんな本。禅を全然知らない初心者の私でも入っていけるようなそんな作品。言葉がたくさんあって、心のモヤモヤもいろんな種類があって、自分のモヤモヤを一発で消してくれる言葉とか、魔法なんてものはなかなかないけれど、それでも禅の考えとか、ゆるくて愛らしいスヌーピーたちの言葉や絵で読む人の心のモヤモヤをどうにかするヒントがこの本に詰まっている」
『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
「過去の配信分もこちらから聴けます」
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Profile
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1996年4月13日生まれ。広島県出身。早稲田大学在学中。 日本推進カウンセラー協会認定、心理カウンセラー&メンタルトレーナー。 2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。 自身の経験から、心理カウンセラーになることを決意。グループ卒業後、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設し心理カウンセラーとして活動を始め現在に至る。