悪役女子プロレスラー 性適合手術で男性に!
悪役女子プロレスラーとして活躍していた花月選手が性適合手術を受け戸籍上、男性となった。7月12日の「くにまる食堂(文化放送)」では、現在、サラリーマンとして生活を送る花月こと石野結氏に心と体の性が一致しなかった頃からの話を聞いた。
野村邦丸アナ「自分で女の子として生を受けて、やっぱり違うなぁと意識し始めたのは何歳くらい?」
石野「意識し始めたのは小学校1~2年ですけど、やっぱり幼稚園の頃から先生が可愛いなってずっと思ってて…」
邦丸「女性の先生のことを可愛いと思ってた?」
石野「はい、そうなんです」
邦丸「3年B組金八先生で上戸彩さんが性同一性障害を周囲に理解してもらえず、悶々と苦しむ役を演じていましたが、ご覧になっていたそうですね?」
石野「観てました。『あっ一緒だ!』って思ったんですよね。僕自身、男の子になりたいって思ってた時、そんな人は僕しかいないってずっと思ってたんですけど、あのドラマを観た時、僕以外にもこういう人がいるんだって衝撃を受けました」
邦丸「自分以外にももっといるかもしれないって?」
石野「はい、思いました」
邦丸「結構、勇気になった?」
石野「なりました。もしかしたらコミュニティーというか、輪が広がる可能性が出てきて、探したら同じような人がもっといるんじゃないかなって」
邦丸「プロレスを好きになったのは?」
石野「最初は親せきのおばさんと行って、めっちゃハマって、そこからだんだん自分でやりたいなっていうふうに変わっていきました。男性しかできないと思っていたんですけど、ケーブルテレビのスポーツチャンネルで女子プロレスを見つけて『女子もできるんだ!』『ここしかない!』って思って、それから女子プロレスが大阪に来るたびにおじいちゃんと観に行くようになりました」
邦丸「中学卒業同時に入門じゃない? 観ているのと、やってみるのでは全然違った?」
石野「全然違いました(笑) つらかったです」
邦丸「何が一番つらかった?」
石野「先輩方との上下関係がつらかったです。いじめはなかったんですけど、憧れの先輩ばかりなので気持ちが毎日緊張して、絶対に失礼なことできないし…」
この後も番組では元悪役女子プロレスラーで現在は男性の石野結さんがプロレス時代の話、性適合手術について語ってくれた。興味があるという方はradikoのタイムフリー機能でお楽しみ下さい。
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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