【西武】辻監督インタビュー…決戦の金曜日!2位奪取に向けて辻監督の意気込みは?
7月8日放送のライオンズナイターでは、楽天生命パーク宮城で行われる東北楽天ゴールデンイーグルス対埼玉西武ライオンズ12回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの辻発彦監督にインタビュー。2位楽天を1.5差で追う3位ライオンズ。辻監督は決戦前に意気込みを語ってくれた。
――監督通算400勝おめでとうございます。バファローズ3連戦、勝ち越せて良かったですね!
辻「ありがとうございます!競った試合が続きましたけど、最後まで選手が戦ってくれて、よく勝ち越せました」
――火曜・水曜の連勝は、やはりライオンズがリードを奪ってからは一度も逆転されなかったことが大きい?
辻「確かにそうですね。中継ぎの投手陣も点は取られたにしても逆転を許さなかったというね。そういう形を取れたのが大きかったと思います」
――昨日は残念ながら負けてしまったが、今シーズン初登板の先発・今井達也のピッチングはどうだった?
辻「いや~やっぱり良かったですねえ。初回は非常に力みがあったんですけどね、ちょっとコントロールのバラつきがあったんですが、それからは修正しながら、球はすべて一級品ですから、さらにパワーアップしたような気がしますけどね」
――体は明らかに大きくなっていた。
辻「デカいです。ビックリしました(笑)」
――その分、球に力が伝わっていると考えていい?
辻「そうですね。もちろん下半身もついていかないとダメでしょうけど。それでもファームの方でもそんなに投げていなかった中で、100球過ぎてもあそこまで投げられるのでね、やっぱりそれだけの調整をしてね、上がってきたんだと思います」
――これからはしばらく中6日、木曜日担当の先発ピッチャーとしてローテーションに入っていく?
辻「今のところそういう風に考えています」
――センター・愛斗。イニング途中での交代となったが、何があった?
辻「二度ほど昨日はダイビングして膝を打ったのでね、ちょっと痛そうだったので代えたんですよね」
――初回のダイビングキャッチが一度目、8回裏のダイビングキャッチが二度目。二度目でもう変えた方がいいと監督が判断した?それとも愛斗の方から代えてくれと?
辻「いやいや、こちらの方から。試合展開もありましたしね、ここで無理することは無いかなということで代えたんですけど、やっぱり痛そうでしたから」
――今日はどんな感じ?
辻「練習で様子を見ます。行けるんだったら行きます(残念ながらスタメンからは外れてしまった)。」
――バファローズ3連戦で愛斗は12打数6安打打点4、ホームラン2。6月は思うように打てなかったが、これは何かをつかんだというべき?
辻「いやいや、まだまだ。ただ、今年はバットを短く持ち始めてから自分の中でもちょっとこうじゃないかというのを感じたと思うんですね。最初良くて、ちょっとそれから打てなくなって、悩んで、そしてまた打てるようになった。その繰り返しなんですけど、だから3連戦の内容も素晴らしいんです。そうして本人の中でそういう感じで行けば打てるんだということを感じてくれればいいのかなと」
――打順を昨日は9番から上げずに据え置きだったが、今後は愛斗を9番に定着させることになる?
辻「そうですね、今のところですけどやっぱり流れですから、愛斗はただ打つだけではないですから、チャンスがあったら送って行くという作戦も当然取らなきゃいけないので、そのバランスですねえ」
――ついに森友哉が打ち始めた!
辻「はい!やっぱり森友哉は相手投手にとっても脅威ですからね」
――体のキレが出ているようにも見えるが、それよりも精神面がより成長したんじゃないかと思うが?
辻「これだけね、この3連戦マスクを任せているにも関わらず最後までやってくれてますから、そういう気持ちも間違いなくあると思いますし、自分がやらなきゃっていう気持ちになってくれてると思います」
――相手の楽天先発は右投手の松井友飛(ともたか)。またプロ初登板初先発というピッチャーなのかという感じだが、どんなタイプだと思う?
辻「そうですねえ、真っすぐ、スライダー、カット、あとチェンジアップと、投げ方を見るとね、非常に昔の西口文也投手(現西武二軍監督)みたいなタイプのピッチャーですね。でもなかなかタイミング的な所を見るとね、初見ではなかなか難しいところもあるんですけど、そんなこともいってられないんで」
※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー
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火~金(10月〜3月) 17:50~17:57
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