【西武】水上由伸投手インタビュー…新人王は「チームが優勝した先に」

【西武】水上由伸投手インタビュー…新人王は「チームが優勝した先に」

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7月7日のライオンズナイター、試合前に水上由伸投手のインタビューをお届けした。主に7回のマウンドを任される水上投手に、自身の投球や、資格を有する新人王などの話を聞いた。

――連日の延長戦、お疲れ様です。きのう(7月6日)7回、1点リードの場面でマウンドへ。一打同点の場面で福田周平選手をファーストゴロに抑えて守りきりました。このあと愛斗選手がタイムリーを打つわけですが、以前インタビューで「野手のためにいいリズムで渡すことを心がけている」と話していました。まさに流れを呼び込んだ投球だったのでは?

水上「はい。(味方に)点が入ったのでよかったと思いました」

――今季はすばらしい成績で。33試合で1勝1敗、17ホールド。防御率0.84です、ここまでをどうご覧になっていますか?

水上「昨年よりは視野も広く、余裕をもっていられる部分がいまにつながっているかなと思います。いまの成績に満足していないので、もっとよくしていきたいです」

――満足していないというのは、どういったところに?

水上「先頭を出してしまった試合もある。7回は相手もラッキーセブンですし、流れが行ってしまうのでそこは修正していきたいなと」

――ここまで主に7回に投げて勝ちパターンの一角になっています。自分に合っていると思いますか?

水上「はい。後ろの平良や増田さんにしっかり繋げられていると思います。そういう意味で、いちばん初めにいくのでワクワクしながら『投げるぞ』という感じでいっています」

――本当にポジティブですね。球種の割合が昨季に比べるとスライダーが多いように思うんですが。

水上「そうですね、スライダーも昨年と比べて自分でも『キレているな』と思うので。自信を持って投げている部分はあります」

――新人王の資格があります。頭には入っていますか?

水上「入ってはいますけど。そこを狙うというよりはチームが優勝できればと思っているので。優勝した先に自分の賞がついてくればうれしいかなと」

――水上投手といえば強気の投球やコメント。このマインドは今季も変わらずやっていると?

水上「そうですね、はい」

――6月28日、日本ハムとの試合で上川畑選手を最後、見逃し三振に。このときの雄たけびも印象的でした。納得いくボールでしたか?

水上「森さんの要求どおり、気持ちに答えられたかなと思いましたし、ガッツポーズは自然に出ちゃいました(笑)」

――チームとしては非常にいい位置で、連日、延長戦を制しています。チームの雰囲気は水上投手から見て?

水上「チームも延長戦を勝てたというのが大きいので(雰囲気はいい)。きょうも明日からの楽天戦もありますけど、変わらずチームの力になれればと思ってがんばっていきます」

※インタビュアー:文化放送・山田弥希寿アナ

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