自民党の国会議員による差別的な内容の文書に、大竹らありえないと断言。室井「差別することは恥ずかしいって早く気づくべき」
7月1日の「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)では、自民党の国会議員による議員懇談会の会合で「同性愛は後天的な精神の障害、または依存症」など、LGBTら性的マイノリティーに対して差別的な内容の文書が配布されていたについて取り上げ、大竹と室井、青木がありえないと非難した。
青木が触れておきたいと語ったのは、自民党の国会議員による議員懇談会での差別的な文書についてだ。
「これが配られたのは「神道政治連盟国会議員懇談会」の会合の席。神道政治連盟について、昔調べたことがあるが、要するに特に安倍さんのコアな支持層であると同時に、いわゆる明治期に作られた日本の家制度というか家族制度みたいなものをものすごく重視する。なので例えば選択的夫婦別姓であるとかあと外国人移民であるとかは断固として認めないというような政治勢力。だからこそ、今回もこういうその同性婚とか同性愛みたいなものに対する非常なアレルギーがあることはわかるんだけれども、いまだにまだこんなこう差別的文章を出しているのはね…。改めてゾッとするような話」
この青木の話に大竹も同意して、医療の成熟によって、変わってきた部分と話す。
「今は医療も進んできて、色々な障害が体にあるということが分かってきて、今まで自分は普通だと思っていたけど、調べてみたらコミュニケーション部門において、うまくいかない障害を持ってたんだとか、今わかってきてるじゃない?多様性というのは色々な人がちゃんと共存できて生きるっていう事。LGBTQの人をちょっと差別したりしてるけど、調べでクラスの20人の中に1人くらいの割合でLGBTQの人がもう存在してるって事もわかってきてるわけじゃない?それなのに、多様性も認めず、生産性を重視するみたいな?そうじゃないっていうのが、大人が話しててよくわからんでいるなーっていう気がする」
室井も同様に、この文書について恥ずかしいと非難した。
「これだけ差別やめろっていう風に世の中で広がってるのに、どうして未だにわからない人がいるのかと思うし、自分がそう思わなくても、そっとしておいてあげるっていう選択肢がある。誰かを攻撃的に叩いて自分の正当性を押し出すやり方は、一番やっちゃいけないこと。正しいことをしたいっていう思いなのかもしれないけど、攻撃対象がいる訴えっていうのは正しいことじゃない。そういうことが恥ずかしいって早く気づくべきなんだよね」
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