カリスマ保育士・てぃ先生が伝授する令和の子育て論!
6月30日(木)の「くにまる食堂」(文化放送)に、SNSをはじめテレビやラジオ、講演などで大活躍中のカリスマ保育士てぃ先生が登場! 最初のコーナー「今日のA定食」では今、売れに売れているというご著書から、すぐに役に立つ最新の子育ての知識について御伝授いただいた。
野村邦丸アナ「てぃ先生が保育士を目指したきっかけは?」
てぃ先生「大体小学生ぐらいから、僕は同級生と遊ぶよりも、その弟・妹と遊ぶ方が楽しいなって感じてたんですよ。で、小っちゃい頃から何か専門職に就きたい気持ちがあって。パイロットとかお医者さんとか、あるじゃないですか。で、大きくなっていくと現実を思い知らされる時がありますよね。『あれ?この高校通ってる時点でパイロットとか無理じゃない?』とか(笑)。別に消去法じゃないんですけど、自分が興味があって、かつ専門職って何だろう?って考えた時に、保育士さんとか、幼稚園の先生がいいんじゃないかな?ってところからですね」
邦丸「基本保育士さんは子供好きですよね?」
先生「あ~もうこればっかりは好きじゃないと務まらないと思うんで」
邦丸「ですよね~。だから保育士における社会環境は大変だってことは、ニュースでは聞くんだけど、本当に頭が下がるっていうか。俺もそうだな~、娘は今38歳と34歳だけども、小っちゃい頃行ってた保育園の保育士さん、女性でしたけども『天職です、私は』って言ったという……ああ、この保育士さんに見て貰えるんだったらいいなって思ったことはあったんですよ」
先生「素敵!」
邦丸「それでは『てぃ先生の子育て○×図鑑』『てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!』の2冊の本から実践編行きます。公園などでなかなか帰らない子供、いますね? その場合『もう!置いてっちゃうからね!』という。○か×か? ……これは基本×ですか」
先生「そうですね、良いとはいいにくいです。まず前提として、『置いてっちゃうからね』っていうのは子供からしたら脅されてるようなもんですよね。で、まあ実際に親御さんたちは置いて行かないじゃないですか。子供も、2、3回それが繰り返されると『ああ、置いてっちゃうからねっていうけど親は置いて行かないな』ってことを学ぶわけです。そしたら、『置いてっちゃうからね』が通用しなくなります。そうすると親御さんは今度、今までは近くから見守る程度だったのが、本当にちょっと子供の姿が見えないところまで離れるとか、という感じでどんどんその行動がエスカレートしていっちゃうんですよ」
邦丸「あ~はいはいはい!」
先生「より強い効果を求めちゃうから。で、そうするといつかはスーパーに子供を置いたまま車まで乗っちゃうとか、そういうことに繋がって行くケースがあるんですよ」
邦丸「懲罰的になっていくと」
先生「そうです。だからあんまりこういう言葉に頼らない方がいいんじゃないかっていう前提なんですけど、じゃあどうしたらいいかっていうと、色々方法があって、僕たちって子供に公園から『帰ろう』っていい方をすると思うんですけど」
邦丸「ああ言う! 必ず『もう帰ろうよ~ッ!』って言うよね」
先生「飲み会なんかでも『そろそろ帰ろっか』なんて言われると、なんかちょっと名残惜しい感じとか、なんかやだなっていう気持ちになると思うんですけど、例えばお子さんに対しては『お家に行こう!』っていったら、なんかお家でまた新しく何かが始まりそうな予感がするじゃないですか」
邦丸「『帰ろう』じゃなくて『行こう!』」
先生「そう、『ご飯食べに行こう!』でもいいかも知れませんし、『冷たい飲み物飲みにお家に行こう!』でもいいかも知れない。だから『帰ろう』っていう子供からしたらネガティブに感じるかも知れない言葉を、ちょっとしたポジティブな言葉に言いかえるだけで、心持ちは変わりますよね!」
邦丸「『行こう!』……ほぉ~っ!これは全然知らなかったなあ」
こんな感じで、番組では、他にもてぃ先生の大変ためになる斬新な子育て論をたっぷり聞くことが出来た。現在子育て真っ最中の方も、これからという方も、ぜひradikoのタイムフリーで聴いて参考にして欲しい!
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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