サッカー好き勝村政信は「名刺交換よりパス交換」!?

サッカー好き勝村政信は「名刺交換よりパス交換」!?

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6月22日の「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー、「10時のおとなりさん」に俳優の勝村政信さんが登場!サッカーファンとして知られる勝村さんに、先日のブラジル戦のお話や、サッカーと演劇との共通点などを伺った。

坂口愛美アナ「今日は勝村さんが大好きなサッカーのお話をお聞きしたく、というのも…」

高橋優「我々2人が、あまりサッカーに詳しくなくてですね、先日6月6日の日本代表対ブラジルの試合の話もですね、『惜敗』と書いてあるのを僕間違って『惨敗』と読んじゃうぐらい、そこに想いを乗っけられないで喋っちゃったんですよ」

勝村政信「でもサッカー好きな人はそういう、惨敗に近い気持ちで見てましたね。だってブラジルに勝てると思ってる人、いないんじゃないですかね。ヨーロッパの強豪のチームだってブラジルとやって勝てると思ってやってないと思いますよ。やっぱ、ブラジルは世界最強ですからね」

高橋「今まだ日本は、勝村さん的にいうと、ブラジルに勝てる可能性は少ないんですか?」

勝村「90パーセント以上は無いですよ。でもサッカーは10パーセントで勝つ可能性はありますからね、しかもマイアミでは勝ってますからね(1996年アトランタ五輪で日本代表がブラジルに勝利した『マイアミの奇跡』)、伊東君のシュートで」

高橋「ちょっとわかんないですけど、すみません(笑)」

坂口「正直!(笑)」

勝村「だからあの試合をみんなが戦いをどう捉えたか。あの試合は今年11月のワールドカップに向けてのどういう戦いだったのか。勝つことが目的だったのか、内容を求めたのか、選手の使い方をどうしようとしたのかっていう、色んな側面があるから。その前の試合(2日のパラグアイ戦)で日本が勝って、その時のメンバーをほとんど変えてブラジル戦に挑んだけど、じゃあ、あの勝ったパラグアイ戦はどういう意味があったのかな?って。色んなオプションを試したと思うんだけど、多分、サッカー好きな人は混乱したままっていう……」

高橋「知ってる人が見てもあの試合はまだ答えが出ていないと……サッカーの話が始まってからの勝村さんの目が全然違う(笑)」

勝村「もう演劇なんてどうでもいいですからね!(笑)」

高橋「勝村さんはご自身も、今もサッカーをやられてますよね?」

勝村「やってます。体作りというよりもエチュード(練習課題)も含めて、遊びながらボールを使って。演劇とサッカーってビルドアップが似てるんですよ。ボールが言葉としたら、パスを回して行くのが会話じゃないですか。ボールを扱うには技術が必要だし、演劇も技術が必要じゃないですか。まあ演劇って、勝ち負けはないですけど、そこらへんの違い以外はほとんど作り方が同じなんで。ボールを使うと、普段動いてない脳が動いたりとか、身体もそうだけど、左足で蹴ることによって逆の側面が動いたりとか。手でボールを使うとわりと簡単だけど、慣れてない人は足で扱うと、今まで使っていない頭と筋肉が動きますから」

高橋「じゃあ共演者の方々とパス回したりされるってことですか?」

勝村「そうですね。サッカーの番組でも『名刺交換よりパス交換』っていう……名刺って、貰っても顔、忘れちゃうでしょう、すぐに。何枚も貰ってると。でも1回パス交換すると、パスの強さで相手の性格とか顔とか、名前が出て来なくてもそれで思い出すんですよ」

冗談!?本当!?勝村さんの話、終始引き込まれた「10時のおとなりさん」。これ以外にも、蜷川幸雄さんや鴻上尚史さんらの厳しい指導の様子など、俳優としての苦労話もたっぷり聞かせてくれた。

「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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