山下達郎にとってのラジオとは?
山下達郎といえば日本を代表するシンガーソングライターでミュージシャンだが、ラジオパーソナリティーとしても40年以上の実績がある。6月21日の「くにまる食堂(文化放送)」では、山下達郎にとって「ラジオとは何か」を語ってもらった。
野村邦丸アナ「達郎さんはラジオパーソナリティーとしても長いですよね?」
達郎「僕は1976年に初めてオールナイトニッポンの二部をやって、すぐにクビになって…」
邦丸「(笑)でも、ずっとラジオ続けてますよね?」
達郎「でも3年以上続いたことないですよ。今やってる番組は今年の10月で30年になりますけど」
邦丸「TOKYO FMのね」
達郎「そうです。それまではどんな番組も3年でしたね」
邦丸「山下達郎にとってのラジオとは何でしょう?」
達郎「僕が小学生低学年の頃、家にはラジオしかなかったですから。テレビはありませんでしたから」
邦丸「あ~、そうか~」
達郎「小学3年か4年生の頃にテレビが家にもきましたけど、それまではアパート住まいだったから大家さんのところに行ってテレビを見てました。落語とか漫才とか浪曲なんかは全部ラジオで聴いてました」
邦丸「そうなんだ」
達郎「文化放送は深夜放送の草分けでね、土居まさるさんの『真夜中のリクエストコーナー』が始まったのが中学1年の時。これは革命的な番組でした。それまではラジオっていうのは夜は全部お色気タイムで『こんばんは、またアナタとお会いしましたわね』…そういうのしかなかった。それで深夜1時か2時には終わってたんです。それが土居まさるさんの番組は初めて受験生を相手に始めた番組だったんです。これは文化放送がパイオニアで、そこからオールナイトニッポンとかセイヤングとか深夜番組全盛の時代になっていったんです。だから僕は完全にラジオエイジなんです」
邦丸「へぇ~」
達郎「中学生の頃には『ハローパーティー』っていう電話リクエストの生番組を観覧しに行って土居まさるさんとかゲストの初代ジャニーズなんかを観に行っていた経験もあります。文化放送は僕にとってお馴染みなんですよ」
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「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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