森永卓郎が語る、日本の食料自給率を上げる方法とは?
6月20日放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、パーソナリティでタレントの大竹まことが、経済アナリストの森永卓郎氏と共に、上がる続ける物価について語った。
朝日新聞デジタルの給食費の高騰に関する記事に触れた大竹は「日本の食料自給率、公には37%っていう。これだけでも少ないと俺は思うんですけど。日本の置かれた状況を考えると、食料自給率一つとっても、みんなの給料一つとっても、上げることがこの国にとっては最重要課題だと思うんだけどね。どこを削っていくのかっていうので、もうちょっと日本全体のことを考えた方が良いと私は思いますけどね」とコメント。
森永氏は「食料自給率を上げる一番いい手はみんなで米を食うことなんですよ。日本は弥生時代からお米作ってきているので、米の生産に最も適しているんですね。だからそれを皆が食べるようになれば、自給率が上がる」と解決策を語った。
森永氏は飼料価格の高騰についても、「牛飼っている農家は飼料価格が上がっちゃって死にそうになってるんですけども、北海道の音更町っていうところがですね、夏の作物作る前にライ麦植えて、それを牛に食わすっていう実験をやっていて。今のとこうまくいってるみたいなんですけど、うちの周りの畑でも夏野菜作る前に麦わらとるために麦植えているところがいっぱいあるんですよ。だからこうなったら、普通の夏野菜作る前に麦植えようぜ!ってみんながすれば私は食糧自給率上がると思いますけどね」自身の農作経験の知識から提案した。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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