「アイドルはけっこう過酷です」デビュー間もない保田圭を毎日泣かせた理想と現実のギャップとは?

「アイドルはけっこう過酷です」デビュー間もない保田圭を毎日泣かせた理想と現実のギャップとは?

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5000人以上のオーディションを勝ち抜き、モーニング娘。の2期メンバーとしてデビューした保田圭さんが6月17日の「くにまる食堂」にご来店。アイドルとしての悩みや、ブレイクのきっかけとなった石橋貴明さんと中居正広さんとのエピソードを伺いました。

野村邦丸アナ「元々、芸能界への憧れはあったんですか?」

保田圭「ありましたね。母が歌手になりたい人だったのでカラオケ教室をやっていて、小学校や幼稚園から帰ると、演歌の歌詞カードを用意して「この歌詞の意味はね…」みたいな教育をされてたんです。でも天城越えとか幼稚園の頃は分からないじゃないですか。そういうのが一時期、嫌になっちゃったんですが、中学生ぐらいのときに大好きな安室奈美恵さんみたいに歌いたいと家で練習するのが好きになり、こんなに歌うのが楽しいなら歌手になれたらいいなって思ったんです。」

邦丸「そこからどうやって芸能界に入ったんですか?」

保田「ASAYANっていうオーディション番組で、まだデビューする前のモーニング娘。が一生懸命インディーズで活動してるのを応援してたんですよ。そしたら、つんく♂さんが「メンバー増やそうかな」って言うのをテレビで見て、「かわいそう」って思ったのと同時に「どうせ増やすんだったら私でもいいじゃん」と思ったんです。それで2期メンバーオーディションに応募して、合格して、トントンとデビューが決まりました。」

邦丸「お母さん喜んだでしょう?」

保田「喜ぶかなと思いきや、最初は「芸能界入ってなんか変なことにならないかな」みたいな感じですごく心配して、紅白歌合戦とかに出して頂くようになってから安心したみたいです。」

邦丸「でも、デビューして壁にぶつかるというか、一人で号泣したこともあったんだって?」

保田「最初の頃は壁ばっかりでしたね。デビューしたら沢山歌わせてもらえると思ってたんですけど、実際は「(デビュー曲サマーナイトタウンを歌って)for you、I want you、wow wow wow…」ってコーラスだけでほとんど画面にも写れなかったりとか、1期メンバーと2期メンバーの距離感もなかなか縮められなかったりとか、トークもうまく喋れないとか、ダンスが踊れないとか、慣れないことだらけで毎日泣いてました。マネージャーさんも結構厳しかったのでみんな泣いてました。」

邦丸「オーディションで勝ち上がってモー娘。に入ったのに、そんなつらい日々があったんだ。」

保田「そうですね。やっぱり思い描いてたアイドルっていうのは、もっとお姫様みたいに扱われると想像してたんですけど、なってみたら「アイドルって結構過酷だな」っていう印象でした。」

邦丸「そしてモーニング娘。はバラエティにも進出して、保田さんはTBSの「うたばん」で石橋貴明さんと中居正広さんに、すごいイジられてましたね。」

保田「その前の3年間ぐらいは、バラエティ番組で全く喋れなかったんですよ。本当に毎回「なんで喋れないんだ」ってマネージャーさんに怒られてたので、タカさんと中居さんにイジってもらったときは本当に嬉しくって。あまりにも嬉しくて感謝の手紙を2人に書きました。初めは、確かタカさんが週刊誌に「アイドルをイジりすぎだ」とか叩かれちゃうぐらい、それぐらい結構強めのイジりだったんですけど、私からすれば感謝しかなかったので「週刊誌の人やめてください」みたいな感じでしたね。」

「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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