65歳で開花したカーネルサンダース、大敗を喫した徳川家康。偉人たちの多くは遅咲き！？

様々な社会課題や未来予想に対してイノベーションをキーワードに経営学者・入山章栄さんが様々なジャンルのトップランナーたちとディスカッションする番組・文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」。

2022年６月13日の放送では、「歴史思考でみえるもの」をテーマに熱いトークが繰り広げられました。歴史から俯瞰して物事をみる歴史思考が身につくと現代の価値観に縛られないそうで…

深井：カーネル・サンダースは、失敗を繰り返して65歳でケンタッキー・フライド・チキンを起業しました。40歳、50歳で成功していないと、人生あんまり良くなかったと思うかもしれませんが、大きなことを成し遂げた人は、むしろ大器晩成型の人が多いですね。全員じゃないですけど

入山：現代社会でなんとなく、こうだと思ってることは、長い歴史で見ると全然違うんですね。

小日向：私は、辛いときには徳川家康の人生を考えます。天下を取った偉人として知られますが、三方ヶ原の戦い（1572年）では、武田信玄にボロボロに負けて、辛いときにはそのことを思って「家康も三方ヶ原の戦いがあったから…」と、自分を励ましますね。

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ゲスト紹介
深井龍之介さん
大学卒業後、大手電機メーカーの経営企画に配属。その後、複数の企業を経て2016年には、歴史領域をドメインとした株式会社COTENを設立。会社を経営する傍ら人気ポッドキャスト番組「コテンラジオ」のパーソナリティも担当し、3月には著書『世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考』をダイヤモンド社から発売。

小日向えりさん
15歳から芸能活動をスタートし、大学在学中には歴史アイドル、通称「歴ドル」として多方面で活躍。2年前に、芸能界を引退するも、現在は2017年に立ち上げた、高齢者支援事業の「株式会社ぴんぴんころり」を経営。

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