岸田総理の記者会見に「今かよ」　大竹まことは『日本版CDC』『物価高騰』をどう見る？

6月15日、第208回通常国会が閉会した。
岸田総理は記者会見にて、新型コロナ対応や食料品の高騰対策などを打ち出した。
『内閣感染症危機管理庁』や『日本版CDC』『物価・賃金・生活総合対策本部』など、様々なものの立ち上げを発表したが――

大竹まこと「これまで日本のコロナ対策は、後手後手感があったね。どこが原因だか分からないけど。今回の日本版CDC（疾病対策センター）を作るっていうのは、いいことだなと思うんですけど……今までのこともあるし、これからはもうちょっと一生懸命、総合的なことをやってほしいなと思いますよね」

そして大竹は「問題は『原油価格・物価高騰等総合緊急対策』についてじゃない？」と切り出す。

大竹「えー、今かよと。国会、もう閉会しちゃうよね？　いつ出来るんだよと。岸田さんは”岸田インフレ”って批判に対して、『ロシアによるウクライナ侵略が原因だ。有事の価格高騰だ』って反論したらしいけど……それだけじゃ、ないよね？　価格高騰と円安と……アメリアの利上げと。ヨーロッパも利上げすると。日本だけがそれができないけど、お金はジャブジャブ出す。結果安くなるっていうのは当然のことで」

今回の国会は、野党の中で対立があり、結果政府の思い通りになってしまったという意見がある。
次回の選挙も、野党が票を集めるために厳しい状況が見込まれており――

大竹「ノーベル文学賞作家のスベトラーナ・アレクシエービッチさんが『戦争を始めるのは、いつも政治家だ』と。市民が望んでいない戦争を政治家が始めると。その政治家を選ぶのは、私たち市民ですね」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時～3時30分、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。