『THE MANZAI 2012』優勝者ハマカーンが審査員鈴木おさむに打ち明ける現在の悩み
6月8日の「おとなりさん」(文化放送)「10時のおとなりさん」のゲストに、お笑いコンビ・ハマカーンの浜谷健司、神田伸一郎が登場! 現在のハマカーンが抱えている、それぞれの悩みとは?
ハマカーンは『THE MANZAI 2012』で優勝したが、鈴木おさむは審査員だった。
鈴木おさむ「審査員するのがすっごい嫌で、他人の人生かかってるし。あのとき決勝が千鳥・ハマカーン・アルコ&ピースで、僕ハマカーンに入れましたからね!」
ハマカーン「ありがとうございます!」
浜谷健司「ただ緊張していたので、恐ろしいほど記憶が無いですね。審査員の人はやっぱ嫌ですか?」
鈴木おさむ「めっちゃ嫌だった。覚えてるのが、オジンオズボーンが出てたんですよ」
浜谷「決勝トーナメントのAグループが、オジンオズボーン・ウーマンラッシュアワー・テンダラーさんと一緒だったんですよ」
鈴木「めっちゃウケてたから僕はオジンオズボーンに入れたんですけど、キャイ~ン天野さんがぽろっと“ダジャレばっかりでくだらないけど、あいつらはどっかで売れるよ”って言って、天野さんは入れなかったの。でもそれって難しくて……」
神田伸一郎「“どっかで”が本当はその日なのかもしれないですしね」
鈴木「僕は会場でウケた総量で決めようと思って、決勝はハマカーンが圧倒的にウケてたから」
浜谷「決勝は断トツでしたね~。これはもう断トツですね」
神田「恥ずかしいよ!」
そんなハマカーンの浜谷さんが鈴木おさむさんに悩み相談。
浜谷「これデビュー当時から、目上の人にこういうこと訊くのはダメだろうと思ってたんですけど、私もう芸歴23年目になったので訊きますね。どうやったら売れるんですか?」
鈴木「でも40~50の芸人さんめっちゃ多いじゃん。一時期テレビ出てた人も落ち着いてきたりするんですけど、今はネタを持ってる人が強い時代になってると思うので、漫才のクオリティを上げていくことしかないと思うけど」
浜谷「これ覚えましたよ、おさむさん。10年後、我々が現れますからね!」
鈴木「おぼんこぼんさんみたいなことも起こるわけだから」
神田「たしかに! おぼん師匠ずっとギラついてましたもん」
続いて神田さんから鈴木おさむさんに相談。
神田「僕は自分の能力的にバラエティは無理だと思ってて、でも自分の根っこに“良く見られたい”っていう欲が邪魔してるんだろうな、と思いまして。でも活躍されてる方って、丸出しでやってるじゃないですか? そこに至る心境って、どうしたらいいかと思って」
鈴木「よく“負け芸”っていう自分が負ける姿を見せる人と見せられない人がいて、でも45才まで来ると人間変わらないですよ」
神田「“もうバラエティ嫌です”ってマネージャーに言ってたら、“嫌です”のスタンスで仕事を取ってこられて、自分的には手ごたえゼロですけど、相方の力でなんとかなって。それを面白がってくれる人もいたんですけど」
浜谷「芸人で珍しいタイプなんですよね。バラエティ苦手とか、あまり出たくないとか」
神田「こないだも居酒屋で『鮪のたたき』を勘違いして“『カツオのたたき』お願いします!”って注文したら、店員さんに“マグロですね”って言われて。そこでバカと思われたくない自分が、“あー、そっかそっか。カツオだったら魚に堅いか~”みたいなことを言っちゃって」
鈴木「あ~(笑) でも、そのダサさが面白いよ! それを自分で面白く感じちゃうのが良いとは思わないですよ!」
浜谷「天然の人が自分で“私、天然なんで~”って言うみたいな」
鈴木「あれ最悪だよ!(笑)」
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